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【ジャパントラックショー2024:バンザイ】同社100年の歴史を紹介しつつ大型車整備の課題解決に寄与する各種整備機器を出品
「ボルトクリーナー」「エアーメイト」「TD-PC・i」など脱輪事故防止ソリューションを数多く展示・実演
2024/07/15
2024年5月9~11日にパシフィコ横浜で開催された、トラック・輸送業界の展示会「ジャパントラックショー2024」。
バンザイはトラック・輸送業界の来場者における知名度向上を図るべく、同社と自動車業界100年の歴史を紹介するパネルをブース外壁に掲示。
また、「バンザイが大型車整備をプロデュースします。」をテーマに、脱輪事故やADAS(先進運転支援システム)への対応、メカニックの省力化・作業環境改善など、直近の各種課題解決に寄与する様々な大型車用整備機器を出品した。
ジャパントラックショー2024のバンザイブース。写真左側にバンザイ100年の歴史を紹介したパネルを掲示
脱輪事故防止策としては、タイヤ締結前にハブボルト・ナットの錆びや汚れを素早く落とす「ボルトクリーナー」を展示・実演。無線式緊急停止&タイヤ内圧自動排出機能を備える多機能型エア充填機「エアーメイト」やタイヤケージ「TD-PC・i」など、エア充填時のバーストによる事故を防ぎつつ効率アップを図る機器なども提案していた。
「ボルトクリーナー」によるナット清掃実演の様子
ADASエーミング用機器としては、タブレット+VCI別体式の「MST-nano」と、一体型の「MST-7R」、2種類のOBD検査用&特定整備用スキャンツール兼用機に加え、ポータブル充電器「SC-1000BZ」も出品。
「エイミングターゲット」や大型車用ホイールアライメントテスター「カムアライナー」なども紹介して、ADAS用センサーの調整だけに留まらずボディ・シャシー全体も点検整備することでADASの正常作動を確認する、バンザイ独自の「トータルエイミング」を提唱した。
(左より)SC-1000BZ、MST-7R、MST-nano
近年は命に関わるほど激化している酷暑への対策では、強い日差しによる屋内の温度上昇を抑える「ミラクール」(遮熱塗料)や「IS遮熱シート」、全自動ロールシャッター「スムーザー」などを稼働状態で展示し、その効果を実証。
発熱ランプを用いた「ミラクール」の施工有無比較サンプル。右の一般塗料を施工した屋根の下が68.3℃に達しているのに対し、左の「ミラクール」を施工した側は39.3℃に抑えられている
そのほか美装分野からは、バンザイ独自のディテーリングブランド「B-PRO」の各種ケミカルを紹介したほか、バンザイの高圧温水洗浄機「ナイスホット」シリーズを出品。直動式「KHW-1300D」とインバーター式高圧温水洗浄機「NHW-2000I」の比較体験コーナーも設け、その出力特性の違いを分かりやすく体感できるようにしていた。
(文・写真=遠藤正賢)
「ナイスホット」シリーズのインバーター式高圧温水洗浄機「NHW-2000I」と直動式「KHW-1300D」の比較体験コーナー
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