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ヘンケルの高減衰構造用接着剤「テロソンHDSA」が新型スズキ・スイフトに採用
フロアパネルと骨格の溶接部に使用。車重増加を抑えながらNVHを低減
2024/04/29
ヘンケルジャパンは2024年4月9日、2023年12月6日に発表された新型スズキ・スイフトに、ヘンケルの高減衰構造用接着剤「テロソンHDSA」が採用されたことを発表した。
「テロソンHDSA」は、高い接着力に加え独自の減衰性能を持つ無溶剤・熱硬化タイプの1液型接着剤。
ウェルドボンドで接合した構造体に対し広く振動減衰性能を与えることで、接合部のロバスト性を確保するのみならず振動を抑制。
また「テロソンHDSA」独自の架橋反応メカニズムは、高温下の使用においても強固で、洗浄や前処理剤による洗い流しにも強く、プレゲル化や予備硬化の必要なく安定性を発揮する、としている。
新型スイフトにおける「テロソンHDSA」の主な使用部位は、フロアパネルと骨格の溶接部。パワートレインから伝わる振動・騒音やロードノイズとの共振を抑制することにより、車体補強や板厚アップによる車重増加を抑えながらNVH(ノイズ、振動、ハーシュネス)低減を図っている。
新型スズキ・スイフト
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