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    BASF、第13回国際R-Mベストペインター コンテスト決勝大会を開催

    日本代表の片岡雅也選手 3位入賞

    • #トピックス

    2022/08/18

     BASFは6月28~30日、フランスのクレルモン・ド・ロワーズ(パリ郊外)にあるR-Mリフィニッシュコンピテンスセンターにて、第13回国際R-Mベストペインターコンテスト決勝大会を開催。イタリア、スペイン、ドイツ、日本、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル各国の国内決勝大会を勝ち抜いた8人の代表選手がその塗装技術を競い合った。
     新型コロナウイルス感染拡大を受け、開催が延期されていた本大会。決勝大会までの期間には、R-Mベストペインターデザインチャレンジ2021が開催され、各国の代表選手はモデルカーへの塗装やe-ラーニングプログラムといった課題に取り組んできた。
     本大会は、国際規模での自動車補修塗装業界の持続的な発展と、次世代を担う人材育成を目的とする。今回、新しく審査対象にデジタルツールの活用が含まれ、測色機やクラウド型の調色管理システムなどの塗装現場で使用するツールだけでなく、SNSを活用した情報発信力も求められた。
     競技は3日間にわたり、種目は処方検索、色分析、フレックスリペア、安全衛生、ボンネットへのブロック塗装、製品選択、マスキングの7分野。高い水準の塗装品質を実現する技術に加え、効率的な作業工程の組み立て、安全衛生や製品への深い理解が要求される。

    マスキング競技風景

     全日程終了後、大会結果が発表され、1位にアンドレア・アルベルトーニ(伊)、2位にヨゼフィーヌ・エルヴァイン(独)の各氏、そして3位に日本代表の片岡雅也氏(中央自動車鈑金工業所/阪神サンヨーホールディングスグループ)が入賞した。また新たに、SNSを通じた社会的な影響力による自動車補修塗装業界への貢献を表彰するパイオニア賞が設けられ、2位のエルヴァイン選手がダブル受賞を果たした。

    3位入賞を果たした日本代表の片岡雅也氏

     片岡氏は表彰式で自身の名前が呼ばれた時を振り返り、「優勝を目指してきたので残念な気持ちはもちろんあったが、3位入賞という形で結果を残せて良かった。名前を呼ばれた時には、支えてくれたトレーナーや会社の方々への感謝の気持ちが溢れてきた」と語った。帰国後について、「やっとスタートラインに立てた気持ち。これからは、自分が積み重ねてきた塗装技術、塗装プロセスを次代の後輩に伝えるとともに、技術を磨き、会社にも貢献していきたい」と、すでに次の目標を掲げ、意欲的な姿勢を見せた。

    片岡氏がフランスに持参しただるま。入賞しなければフランスに置いて帰る覚悟であった

    片岡雅也氏(左)、片岡満 中央自動車鈑金工業所社長(中央)、BASFジャパンコーティングス事業部 岡田有美子氏

     またBASFジャパン(東京都中央区)では、国際大会の前哨戦と位置づけ、開催中止となった2022年技能五輪国際大会(中国・上海)に日本代表として出場予定だった宮野光生氏(トヨタ自動車)と片岡雅也氏による親善競技大会を6月に開催。R-Mユーザーへの研修を通じた塗装技術者の育成だけでなく、ブランドや競技大会の垣根を越えて、人材や認知度不足といった自動車塗装業の社会的な課題に向き合い、その魅力を発信し続けていく。



    中央自動車鈑金工業所Webサイト:https://www.sanyo-auto.co.jp/cj-bankin/profile.html

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