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オルタライフ、動画制作事業を開始
鈑金塗装業界の動画制作をサポート
2022/06/10
自動車整備、鈑金塗装の設備機器などの買い取り、販売を行うオルタライフ(三谷卓也社長、埼玉県戸田市)はこのほど、動画制作事業を開始した。
同事業はYouTubeを利用した動画プロモーションに関する企画・制作・配信・運用を一貫して請け負い、広告宣伝活動を行うもの。ここ数年で日本においてもYouTubeの視聴人数は飛躍的に増加しており、企業チャンネルを開設し、自社の製品、サービスの紹介動画を投稿する企業が増えている。動画のプラットフォーム化は多くの業種、業界のスタンダードとなっている状況を踏まえ、三谷社長は「我々が従事する自動車補修業界は企業Webサイトを持っていないところも多く、スピード感に欠けているのが実情と言える。業界的に厳しい状況を迎えている中で、鈑金塗装という素晴らしい技術を業界多くの人に広め、伝えることは必要不可欠であり、動画制作はその点で欠かせないコンテンツである」。
同事業の開始に当たり、自社内に動画スタジオを建設。4輪アライメントテスターエリア、塗装ブースエリアを備え、自動車整備や鈑金塗装に関連する機材工具のPR、取り扱い方法、修理技術などを10台のカメラで撮影、編集、配信をすることが可能となっている。また、YouTubeの動画制作、配信をするだけでなく、動画のプロモーションとしてスマートフォン、タブレット、PCに対応したSEO対策も行うことで、特定の言葉で検索された際に動画が上位に表示されるようにし、視聴数アップにつなげている。
動画編集室
これまでTV局や学校、エステティックサロン、アパレルブランドなどのプロモーション動画、BtoB向け経理動画、飲食のEC動画などを手がけてきた高山芽衣メディア事業部長は、「動画は文章だけの情報に比べて5,000倍の情報量を伝えることができると言われている。動画を配信し視聴してもらうことは、企業やサービスのストーリーに対しての認知や理解を深めてもらうだけでなく、ファンを生み出すことにもつながり、求人などの効果も生み出す」と、動画制作の可能性について話す一方で、「一般的に30分の撮影時間で10分の動画を作ろうとすると丸2日かかると言われており、それだけの作業を自社で行うのは重荷となる。その部分をカバーしていきたい」と話す。
今後、同事業部ではYouTube用動画撮影だけでなく、技術継承や技術教育のためのマニュアル動画の作成なども検討している。
高山芽衣メディア事業部長
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