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ミシュラン、車両点検全体を30分から1分未満に短縮――自動車両点検ソリューションを強化
自動車専用360度スキャナー開発ベンチャー・仏ProovStation(プルーブステーション)と提携
2021/05/16
仏ミシュランは4月15日、自動車専用360°スキャナーを核とした自動車生産工場向け完成検査システム、物流事業者向け輸出車両検査システム、アフターマーケット向け事故車査定・見積りシステムなどを開発する仏ProovStation(プルーブステーション)と提携。自動車両点検ソリューションを強化する計画を発表した。
ミシュランの自動タイヤ点検ソリューション「ミシュラン・クイックスキャン」
この提携を通じ、ミシュランはタイヤ摩耗を自動測定する路面磁器スキャナー「ミシュラン・クイックスキャン」で培ったタイヤ点検技術を、プルーブステーションが開発したソリューションに提供。これにより、プルーブステーションのシステムは自動車両点検機能が強化され、タイヤの摩耗をミリメートル単位の精度で自動かつ瞬時に確認できるようになる。
また両社は、「車両点検にはこれまで約30分を要し、うち約3分でタイヤを点検するのが一般的だった。だが今回の提携により、わずか数秒でタイヤを点検し、車両点検全体を1分未満に短縮することが可能になる。さらに、車両点検費用を抑えられ、点検結果の信頼性も高められる」としている。
タイヤ摩耗自動測定のイメージ
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