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シネマエンドレス「オペレーション・フォーチュン 」
ガイ・リッチー&ステイサム、 つまらないわけがない!
2023/10/17
あらすじ
ウクライナの研究施設を謎の武装集団が襲撃。強奪された正体不明のアイテム=“ハンドル”を回収せよ――そんな極秘指令が英国秘密情報部MI6のコーディネーターに下された。
ハンドルが何かは分からないが、ブラックマーケットでは100億ドルの値が付けられ、世界中の犯罪組織が手
ぐすねを引いているヤバいブツ。そんな極秘指令を受けた英国秘密情報部MI6のフォーチュンはコーディネーターや、天才ハッカー、新米スナイパーという即席チームを率いて行動を開始する。
能天気なハリウッドスターのダニーを無理矢理任務に巻き込み、億万長者の武器商人グレッグに大胆不敵に接近。次第に明らかになっていく巨大な陰謀を、フォーチュンたちは阻止できるのか?
そして、最高機密ハンドルの正体とは!?
アクションヒーローの代名詞ジェイソン・ステイサムと、クライムムービーを撮らせたら超一級のガイ・リッチーによる本格派スパイ・アクション大作が、いよいよ日本上陸!
© 2023 MIRAMAX DISTRIBUTION SERVICES, LLC. ALL RIGHTS RESERVED. ALL MOTION PICTURE ARTWORK © 2023 ST
筆者の推しどころ
監督で作品を観る人は筆者含めて意外と多い。
本作の監督は本コーナーで過去に「アラジン」、「ジェントルメン」と紹介してきたガイ・リッチー。「スパイ映画とコメディの中間点を探った」と話す本作は、期待を裏切らない痛快な娯楽作。
今や大スターになったジェイソン・ステイサムとガイ・リッチーのコンビは本作で5度目のタッグとなる。007のジェームズ・ボンドよりもべらぼうに男臭く、M:Iのイーサン・ハントよりもはるかにフィジカル重視のアクションと、ガイ・リッチーらしい緻密で折り重なるようなストーリーにスパイ映画好きも満足できるだろう。
個人的に推したいのは「ジェントルメン」でもクセのある私立探偵役で主演を食った、ラブコメ映画の雄、ヒュー・グラント。
本作でも怪しくもコミカルな武器商人を演じ、作品を引き締める。続編に期待したいが、ガイ・リッチー好きとしては「コードネーム U.N.C.L.E」の続編もやってほしいと思っている。
まったく同じことを「ジェントルメン」の時に言っている。
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監督・脚本・製作:ガイ・リッチー
キノフィルムズ配給
全国公開中
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