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ナルネット、電動車/エーミング/新冷媒(1234yf)/出張(巡回)整備への対応に関する自動車整備工場アンケート結果を公表
電動車は55%、エーミングは62%、新冷媒(1234yf)は85%、出張(巡回)整備は64%がアンケート実施時点で対応不可
2022/12/28
自動車メンテナンス受託管理会社のナルネットコミュニケーションズは、提携する自動車整備工場を対象とした、CASE/MaaS時代における自動車整備業界の対応状況に関するアンケート調査を実施。1200ヵ所以上の工場から得た回答の結果を、2022年12月13日に公表した。
ハイブリッド車を含む「電動車への対応は可能ですか?」という問いに対し、「故障修理対応可」と回答した工場は約45%に留まり、半数以上の工場が故障修理に対応していない結果となった。
Q&A「電動車への対応は可能ですか?」
「エーミングへの対応は可能ですか?」という問いに対し、「対応可」と回答した工場は38%、同じく「対応予定」は27%、「対応予定なし」は35%。
「対応予定」を選択した工場にその時期を問うと、29%の工場が「未定」と答え、その理由として「汎用的な測定ツールの販売を待っている」、「技術不足」などを挙げた。なお、現時点で自社対応できない工場のうち、約87%は「外注対応可能」と回答している。
Q&A「エーミングへの対応は可能ですか?」
「新冷媒(1234yf)への対応は可能ですか?」という問いに対し、「対応可」と回答した工場は15%、同じく「対応予定」は38%、残り47%が「対応予定なし」。
「対応予定」を選択した工場にその時期を問うと、145ヵ所の工場が「未定」とし、その理由について「機器/ガスのコストが下がれば」、「寝冷媒のメンテナンス需要が上がれば」と答えた。なお、現時点で自社対応できない工場のうち、約77%は「外注対応可能」と回答している。
Q&A「新冷媒(1234yf)への対応は可能ですか?」
最後に、「出張(巡回)整備は可能ですか?」という問いに対し、「はい」と回答した工場は36%で、残り54%が「いいえ」。「はい」と回答した工場にはさらに「巡回カーはありますか?」と問うと、71.5%の工場が「はい」と答えている。
Q&A「出張(巡回)整備は可能ですか?」
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