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JAIA、理事長会見を開催
2022/10/04
日本自動車輸入組合(JAIA)は9月14日、日本自動車会館(東京都港区)でクリスチャン・ヴィードマン理事長の定例会見を開催。当日は会場のオンライン中継も実施された。
会見に臨むクリスチャン・ヴィードマン理事長
今年上期(1~6月)の外国メーカー車販売台数は11万6,408台。日本メーカー車を含めた輸入車全体でも15万3,954台と、いずれも前年より15%前後下回った。半導体不足やウクライナ情勢などの影響で車両生産・供給が滞ったことが原因と見られる。
一方、電動車の販売は拡大傾向にあり、特にEVは前年同期比58.8%増の5,192台と大きく伸長した。ヴィードマン理事長は「JAIAメンバー各社が日本市場に対し積極的に電動車モデルを投入している」とコメントしつつ「ドイツでは今年上期の乗用車新規登録台数に占める電動車の割合は約25%。現時点で日本の普及状況はまだ低水準だ」と分析。EVシフトに向けて、充電インフラや補助金の拡充が必要だと訴えた。
6月には電動車の普及促進イベントを大阪市で開催。同会が関西でイベントを開くのは初めて
今後の計画については、整備人材の確保に向けて情報交換を活発化させると明言。年内にも専門部会を立ち上げ、人材確保への課題克服に必要な環境整備などを政府に要望していく。さらに、JAIAメンバー各社と自動車整備関連団体ならびに整備士養成施設との連携を密にするための取り組みも進める。
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