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【DIYショー2022：中部化研工業】ホビー用途に適した木工用パテ「ポリラック」の新製品「黒」を初出品
自動車補修用「レジェンド・ワン」、スチレンフリー「アース」、木工用「ポリラック」などフルラインアップを紹介
2022/08/30
2022年8月25～27日に幕張メッセ（千葉市美浜区）で開催された、DIY（Do It Yourself）趣味人とホームセンター業界の展示会「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2022」（DIYショー2022。主催：日本DIY・ホームセンター協会）。
パテメーカーの中部化研工業（長瀬仁志社長、岐阜県可児市）は、自動車補修用パテ「レジェンド・ワン」シリーズや、スチレンフリーパテ「アース」シリーズ、そして木工用パテ「ポリラック」シリーズといった、同社のフルラインアップを出品した。
DIYショー2022の中部化研工業ブース
「レジェンド・ワン」シリーズは、超高張力鋼板や防錆鋼板、アルミ合金、FRPなどへの密着性が高いうえ、収縮性が極めて低く、また耐熱性は高いながら、ブリスターを起こしにくく研ぎやすいのが、シリーズ共通の特徴。
1.ポリパテ（仕上げ用）
2.中間パテ（厚付け／薄付け双方に対応）
3.鈑金パテ（厚付け向き）
4.カーボン（カーボンファイバー入り）
5.アルミカーボン（アルミ＋カーボン入り）
6.ポリパテ研ぎMAX（研磨性重視・仕上げ用）
7.中間パテ研ぎMAX（研磨性重視・厚付け／薄付け双方に対応）
8.鈑金パテ研ぎMAX（研磨性重視・厚付け向き）
9.バンパーパテ（PP・ウレタン・FRP製バンパー補修用）
の計9種類をラインアップしている。容量は1.～3.が2.7kg、4.と5.が2.8kg、6.～8.が2.2kg、9.が0.6kg。
「レジェンド・ワン」シリーズ（奥）
「アース」シリーズはスチレンのほかエチルベンゼンも含有しておらず、特定化学物質障害予防規則（特化則）、有機溶剤中毒予防規則（有機則）、化学物質排出管理促進法（PRTR法）のいずれにも該当しない。また消防法においては指定可燃物 可燃性固体類（非危険物）に分類される。それでいながら作業性はスチレン含有パテと同等以上だという。ラインアップは、
10.ポリパテ（仕上げ用）
11.中間パテ（厚付け／薄付け双方に対応）
12.鈑金パテ（厚付け向き）
13.カーボン（カーボンファイバー入り）
の4種類で、自動車以外のものも含めた車体修理に加え、木材や樹脂の補修にも対応する。容量はいずれも3.5kg。
「アース」シリーズ
「ポリラック」シリーズは、パテ付け時のヘラ伸び・切れ・返しに優れ、ゲル化から感想までの間は刃物で加工でき、完全硬化するまではタップが切れ釘も打てるうえ、木材のほか樹脂や金属への密着性も高く、硬化乾燥が非常に早いなど、作業性が高いのが大きな特徴。また容量を1kg以下に設定しているものが多く、その点でも個人のDIY向けと言えるだろう。
今回のDIYショーには、
14.KA2色（木肌色。作業性重視。容量1kg／5kg）
15.白（白パテ。容量1kg／5kg）
16.NS1（NS1の無収縮版。容量0.8kg）
のほか、ホビー用途の個人ユーザーなどから多かった要望に応えるべく開発された新製品として、
17.黒（黒パテ。軽量で研磨性が高い。容量0.8kg）
を初めて出品。ユーザーのニーズにいち早く応える開発体制の柔軟さをアピールしていた。
（文・写真＝遠藤正賢）
「ポリラック」シリーズ。中央は新製品の「黒」
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