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    BMW、BASFの再生可能原料を用いた電着防食塗料およびマットクリヤーを採用

    「カソガード800リソース」ドイツ・ライプツィヒ工場および南アフリカ・ロスリン工場で、「アイグロスマットリソース」を欧州全域で採用

    • #ニュース

    2022/06/29

     BMWグループは2022年5月12日、BASFのバイオマスバランス・アプローチに基づき認証された、電着防食塗料「カソガード800リソース」をドイツ・ライプツィヒ工場および南アフリカ・ロスリン工場で、マットクリヤー「アイグロスマットリソース」を欧州全域で採用したことを発表した。

    「カソガード800リソース」および「アイグロスマットリソース」は、「カソガード800」および「アイグロスマット」のバイオマスバランス版。有機廃棄物から得られるナフサやバイオメタンなどの再生可能な原料を従来の原油に代わり、化学品製造の初期段階に投入している。また両塗料は従来品と化学的に同一で、従来の方法で製造された塗料と同じ特性を備えているという。

     これにより、塗装製造からのCO2排出量を約40%削減し、両塗料採用時から2030年までに工場で排出されるCO2を1万5千トン以上削減できるとしている。なお、BMWグループは、ライプツィヒ工場およびロスリン工場で、年間平均約25万台の車両を生産している。

    BMWグループ・ライプツィヒ工場の塗装ライン

     BASFのDr.マーカス・カミート取締役は、「私たちは世界最大の自動車産業向け化学品サプライヤーとして、革新的で環境効率の高いソリューションによってお客様をサポートする責任がある。バイオマスバランス・アプローチで変わらぬ品質を保ちながら、コーティングソリューションをさらに持続可能なものにする。自動車産業において先駆的な役割を果たしているBMWグループは、意欲的なサステナビリティ目標を掲げている。それを達成するうえで、当社の製品が重要な役割を果たしていることを大変嬉しく思う」とコメントした。

     BMW AG購買&サプライヤー・ネットワーク担当取締役のヨアヒム・ポスト氏は、「化石原料の使用を減らすことによって、天然資源を保護し、同時にCO2排出量を削減できる。その実現のために、私たちはサプライヤー・ネットワークにおけるサステナビリティのイノベーションに、ますます頼るようになっている。再生可能な原料をベースとした革新的な塗料が、その方向性をさらに進めることになる」と述べている。

    「アイグロスマットリソース」を用いてBMW i4 M50に塗装されたマットカラー「フローズンポルティマンブルー」

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