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    JARWA、「JARWAバランスゲージ」の販売を開始

    • #ニュース

    2021/01/15

     日本自動車車体補修協会(吉野一代表理事、JARWA)は、アッパーボデーの計測に対応したボデー計測ツール「JARWAバランスゲージ」の販売を開始した。
     多くの国産車では、ADASの静的キャリブレーションでターゲットを設置する位置について、前後エンブレムの中心を結んだ線を基準とする手順が示されている。そのため、アンダーボデーの寸法やスラスト角を含むホイールアライメントが正常であっても、アッパーボデーがゆがんでいる状態でキャリブレーションした場合、スラストラインと乖離した方向に照準を調整してしまう恐れがある。
     コンパス型の「JARWAバランスゲージ」は2点間距離を容易に測定することが可能。左右の基準点からエンブレムまでの距離を計測すれば、アッパーボデーのゆがみの有無などを確認することができる。
     バランスゲージの先端部は屈曲・回転するため、幅広い部位の計測に対応。付属のマグネットキャップ、マグネット付きプレートには、ゲージ先端の球状に対応するポイント(凹み)が設けられており、それらを基準点に装着・設置することで、基準点からゲージ先端がずれることなく、正確な計測が可能となる。
     商品構成は、バランスゲージ一式と、エンブレムが車体中心にない場合にボデー中心を特定するセンターポールキットのセット。

    問い合わせ先
    日本自動車車体補修協会
    TEL 03-5829-4811

    バランスゲージを用いたエンブレム位置計測作業

    バランスゲージを用いて計測したボデー中心に、センターポールを設置

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