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【ツールジャパン:カーメイト】「業務用脚立/ハシゴリアキャリア」など「INNO(イノー)」ブランドの商用バン向け車載キャリアを多数出品
トヨタ・ハイエース用「業務用脚立/ハシゴリアキャリア」は販売中。日産キャラバン用は2022年冬追加予定、スズキ・エブリイ用は開発中
2022/10/31
2022年10月12~14日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された、プロ用およびDIY向けツールの展示会「第12回ツールジャパン」、農業・畜産の総合展「第12回農業Week」、園芸、アウトドア、空間デザイン分野の総合展「第16回国際ガーデン&アウトドアEXPO」(主催:RX Japan。業界向け商談展のため一般・18歳未満の入場不可)。
ツールジャパンに出展したカー用品メーカーのカーメイト(徳田勝社長、東京都新宿区)は、「業務用脚立/ハシゴリアキャリア」など「INNO(イノー)」ブランドの商用バン向け車載キャリアを多数出品した。
「業務用脚立/ハシゴリアキャリア」や「業務用パイプホルダー」などを装着したトヨタ・ハイエース
カーメイトの説明員によれば、高さ2m前後の脚立やハシゴを商用バンに車載する場合、「従来はルーフキャリアの上に載せることが多かったものの、高齢化が進みルーフまで人が上がるのは困難で、事故の危険性も高くなった」のだという。
そうした背景から開発された「業務用脚立/ハシゴリアキャリア」は、バックドアの上下2ヵ所にキャリアを装着。上側のキャリアはクランプ、下側のキャリアはバックドアに装着されているボルトを流用して固定することで、高さ4~8尺(120~240cm。推奨値)、奥行き21cm以内、幅26cm以上、合計重量30kg(片側15kg)以内の脚立・ハシゴを積載可能としている。
上側のキャリアはクランプ、下側のキャリアはバックドアに装着されているボルトを流用して固定
トヨタ・ハイエースの標準ボディおよびワイドボディ用はすでに発売されており、日産キャラバン用は2022年冬に発売予定。スズキ・エブリイ用も開発が進められている。
2022年冬発売予定の日産キャラバン用「業務用脚立/ハシゴリアキャリア」
現在開発中のスズキ・エブリイ用「業務用脚立/ハシゴリアキャリア」
なお、脚立・ハシゴを積載したままバックドアを開けると、バックドアダンパーがその重さに耐えきれず、バックドアが勝手に閉まってきてしまう可能性がある。
そのため「バックドアストッパー」を2022年冬に追加し、日産キャラバン用に標準装備、トヨタ・ハイエース用にオプション設定する予定となっている。
カーメイトブースではそのほか、呼び径50×4mのパイプ4本またはまたは同40×4mのパイプ5本を積載可能な「業務用パイプホルダー」を参考出品するなど、各種業務用キャリアを多数展示。多くの来場者が足を止めて、その使い勝手を確かめていた。
(文・写真=遠藤正賢)
「バックドアストッパー」。写真のレッドのほかライムグリーンを設定
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