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アスナル、「第13回カーディテイリングセミナー&ガレージセール」を開催。宮崎慎也社長とカーメイクアートプロ丸山義昭社長が対談
BSRweb編集長・石本貴幹が2024年2月2・3日(土・日)「カーディテーリングビジネスフェア-自動車美装ビジネスフェア-IN OSAKA」開催を告知
2023/12/19
業務用カーディテーリング関連製品の総合商社・アスナル(宮崎慎也社長、神奈川県川崎市)は2023年11月25日、「第13回カーディテイリングセミナー&ガレージセール」を相模原産業会館(同相模原市)で開催した。
今回は昨年に引き続きリアル開催とYouTube配信(https://www.youtube.com/watch?v=-oaUYeCQFUw)のハイブリッドセミナーとされ、アスナル取扱製品のメーカー・輸入代理店などが即売するガレージセールも同時に実施。16社が出展、約40人が来場した。
今回行われたセミナーは、「実演『ドライアイスクリーナーGT-22』」、「カーフィルムの明日」、「カーディテイリング対談」の3本。
「実演『ドライアイスクリーナーGT-22』」では、グリーンテックジャパンがドライアイス洗浄機「GT-110M」および「GT-22」について、工業用途での実績を訴求しつつ、自動車用途においても外板やエンジン内部部品なども傷つけず強固な汚れを落とせることを紹介。チョークで汚れを付着させたタイヤとヘッドレストの洗浄実演を行い、その汚れ除去能力の高さを示した。
グリーンテックジャパン「ドライアイスクリーナーGT-22」を用いたヘッドレスト洗浄実演の様子
パネルディスカッション「カーフィルムの明日」では、日本自動車用フィルム施工協会(JCAA)の濱田浩光会長と井上和也渉外委員長が同会の概要を紹介。また「これからのカーフィルム業界が向かうべきポイントは?」を主要テーマに、ADAS装着車両への対応や、地球沸騰化を踏まえた沖縄など平均気温が高い地域限定の可視光線透過率規制緩和を提言した。
「カーフィルムの明日」に登壇するJCAAの濱田浩光会長(中央)と井上和也渉外委員長(左)。右はアスナルの宮崎慎也社長
「カーディテイリング対談」では、カーメイクアートプロの丸山義昭社長が、1993年に前身のカークオリティアートプロを弱冠23歳で創業して以来、社屋移転・改築のたび設備を増強し事業規模を拡大しつつ、ウルゴ、セラミックプロ、ファインラボ、フェニックススクラッチガードなど、独自のコーティング剤ブランドを複数展開。海外にも進出するなど、今なお続く挑戦の歴史を振り返った。
「カーディテイリング対談」で自社発展の歴史を振り返るカーメイクアートプロの丸山義昭社長(左)
また、本誌BSRweb編集長・石本貴幹が、「カーディテーリングビジネスフェア-自動車美装ビジネスフェア-IN OSAKA」を2024年2月2・3日(土・日)にハナミズキホール(大阪市鶴見区)で開催することを告知。「カーディテーリング特集を展開した『ボデーショップレポート2023年増刊号』は非常に反響が大きく、車体修理工場が美装ビジネスに移行しつつあるのを感じている。特定整備制度など各種セミナーも展開するので、ぜひお越しいただきたい」と、来場者やガレージセール参加各社へ出展・来場を呼びかけた。
「カーディテーリングビジネスフェア-自動車美装ビジネスフェア-IN OSAKA」開催を告知するBSRweb編集長・石本
そして、閉会の挨拶で宮崎社長は、「今回はカーディテーリングビジネスの双璧をなす、カーフィルムとボデーコーティングを中心にセミナーを開催した。異業種参入が増え続けているこれからのカーディテーリングビジネスは決して安泰ではない。業界団体への加入に際してもメリットばかり求めるのではなく、業界全体が一枚岩となるためにも、その中で自分に何ができるかを考え、かつ自身の会社・仕事のブランディングを見つめ直すべき時期に来ている」と、来場者に問題提起していた。
(文・写真=遠藤正賢)
アスナルの宮崎慎也社長
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