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【ツールジャパン:ルフト】スーパーキャパシタ搭載ジャンプスターター「CJS」などを出品
充電不要で乗用車のバッテリー上がりを救護可能
2022/10/31
2022年10月12~14日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された、プロ用およびDIY向けツールの展示会「第12回ツールジャパン」、農業・畜産の総合展「第12回農業Week」、園芸、アウトドア、空間デザイン分野の総合展「第16回国際ガーデン&アウトドアEXPO」(主催:RX Japan。業界向け商談展のため一般・18歳未満の入場不可)。
ツールジャパンに出展した、カー用品ブランド「ルフト」を展開するアイデンティティー(丸富英宇社長、兵庫県尼崎市)は、スーパーキャパシタを搭載したジャンプスターター「CJS」など「ルフト」ブランドの各種カー用品を出品した。
ツールジャパンのアイデンティティーブース
電気二重層コンデンサの別称であるスーパーキャパシタは、自己放電が早いためバッテリー(二次電池)のように長期間蓄電することはできないものの、充放電の反応が早く内部抵抗も少ないため、短時間で大電流の充放電ができる。
このスーパーキャパシタを5セル搭載した「CJS」は、ピーク電流800Aを確保。12Vバッテリー内にわずかでも電力が残っていれば、その電力を吸い上げて増幅し、約60~120秒でエンジンスタート可能な電力を作り出す。
スーパーキャパシタ搭載ジャンプスターター「CJS」
なお、バッテリーに全く電力が残っていない場合でも、5V/2AのUSB Type-CケーブルまたはDC12V/10Aアダプターから電力を供給することができるため、基本的には事前に充電する必要がない。
また、耐用年数は10年以上、充放電回数は100万回以上と高く、動作温度は-20~+60℃と幅広いうえ、リチウムイオンバッテリーのように発火、膨張、爆発、火災の危険性がないのも大きな特徴として挙げられる。
「CJS」のUSB Type-CおよびDC12V入力端子
そのほか、モバイルバッテリーとしても使用できるリチウムイオン搭載型ジャンプスターター「JPS」や、コードレス電動空気入れ「AIP」など、各種カー用品を出品していた。
(文・写真=遠藤正賢)
「JPS」はUSB Type-A出力端子を2個備えモバイルバッテリーとしても使用可能
「AIP」は四輪車・二輪車タイヤ用、自転車タイヤ用、浮き輪・浮具用、ボール用の各種アダプターを付属
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