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【DIYショー2022:ケルヒャージャパン】軽く使い勝手の良い業務用背負い式コードレスクリーナー「BVL 5/1 Bp」など各種清掃機を出品
軽量かつ耐衝撃性に優れるEPPを本体に使用。ドイターとの共同開発で登山用リュックサックのノウハウも活用
2022/09/30
2022年8月25~27日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された、DIY(Do It Yourself)趣味人とホームセンター業界の展示会「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2022」(DIYショー2022。主催:日本DIY・ホームセンター協会)。
ドイツの清掃機メーカー・ケルヒャーの日本法人、ケルヒャージャパン(マーク・ヴァン・インゲルゲム社長、横浜市港北区)は、家庭用スチームクリーナーの最上位モデル「SC 4デラックス」を参考出品するなど、家庭用清掃機の数多く展示する傍ら、自動車整備工場もターゲットにした業務用清掃機の最新モデルも紹介した。
DIYショー2022のケルヒャージャパンブース
業務用背負い式コードレスクリーナー「BVL 5/1 Bp」は、軽量かつ耐衝撃性に優れ、自動車用バンパーやダッシュボードなどにも用いられているEPP(発泡ポリプロピレン)を本体に用いることで、重量をバッテリー込みで4.6kgに抑えながら、5Lのダストコンテナ容量を確保。
また背負い式かつコードレスのため、途中でコンセントを差し替えたり本体を動かしたりする必要がなく、「観光バスや旅客機、映画館など空間が狭い場所でのシート清掃を非常に効率良く進められる」(同社説明員)。またパワーモード時の吸引力は40L/Sと高く、これは「硬貨も吸い取れるほどの強さ」(同)なのだという。
背負い式コードレスクリーナー「BVL 5/1 Bp」を用いた清掃作業実演の様子
そして「BVL 5/1 Bp」はドイツのリュックサックメーカー・ドイターと共同開発されており、肩や腰のベルトなどに「軽く通気性とクッション性に優れた素材を使用している」(同)。
ベルト類には軽く通気性とクッション性に優れた素材を使用
なお、「BVL 5/1 Bp」はバッテリーを上部に搭載する構造になっているが、これは重い物を上に置くことで荷物の重心から肩までの距離を縮め、安定性を高めつつ負担感を減らすことを狙ってのもの。ドイターのリュックサックを愛用する登山家の荷造りのノウハウが、ここにも活かされている。
バッテリーを肩に近い上部へ搭載することで作業者の負担感を軽減
「BVL 5/1 Bp」の連続使用時間は、36V・6.0Ahバッテリーの場合、パワーモードで22分、エコモードで50分。36V・7.5Ahバッテリーの場合はパワーモードで30分、エコモードで64分となっている。メインスイッチおよびパワーモードとエコモードの切り替えボタンは、腰ベルトの前側に装着されるスイッチボックスに備わっている。
(文・写真=遠藤正賢)
腰ベルト前側のスイッチボックス。写真右側がパワーモードとエコモードの切り替えボタン
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