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BASF「第13回国際R-Mベストペインターコンテスト決勝大会」で日本の片岡雅也選手が3位入賞
2022年6月28~30日にパリで開催、世界8ヵ国の代表選手が自動車補修塗装の技術力を競い合う
2022/07/28
BASFは2022年6月28日から30日の3日間、フランス・パリ郊外のクレルモン・ド・ロワーズにあるR-Mリフィニッシュコンピテンスセンターで「第13回国際R-Mベストペインターコンテスト決勝大会」を開催。
1位にイタリアのアンドレア・アルベルトーニ選手、2位にドイツのヨゼフィーヌ・エルヴァイン選手、3位に日本の片岡雅也選手(中央自動車鈑金工業所/阪神サンヨーホールディングスグループ・兵庫県尼崎市)が入賞した。
また、今回新設されたパイオニア賞を、若い人材として社会的でサステナブルな価値観を持つことを評価し、ドイツのヨゼフィーヌ・エルヴァイン選手に授与したことを、同年7月13日に発表した。
「第13回国際R-Mベストペインターコンテスト」で世界3位に入賞した片岡雅也選手
同決勝大会にはベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、日本、ポーランド、モロッコ、スペイン、ポルトガルから選出された8人の代表選手が集結。
各選手はR-Mブランドの水性塗料「オニキスHD」やクリヤーコート、分光光度計「カラートロニック12/6」を含むデジタル技術を駆使した処方検索などR-Mの製品・サービスを使用し、色分析、効率的な塗装工程、スマートリペア、安全衛生、製品選択など7分野の技術課題とデジタル課題で、自動車補修塗装の技術力を競い合った。
決勝大会参加者。左からポーランド代表、フランス代表、ベルギー代表、イタリア代表のアンドレア・アルベルトーニ選手、ドイツ代表のヨゼフィーヌ・エルヴァイン選手、日本代表の片岡雅也選手、ポルトガル代表、スペ
BASFコーティングス事業本部グローバルアプリケーション責任者で、同コンテストの審査員長を務めたジェイミー・パンター氏は、「今年は、次世代のペインターが活躍できるよう、社会性、創造性、デジタル化の推進、持続可能性の要素を審査基準に盛り込んだ。R-Mのグローバル技術チームで構成された審査員団は、最高品質の塗装を施す補修を行う競技条件のもと、最も効率的で持続可能かつ収益性の高い方法で最良の補修を保証するのに求められる要件を競技課題に盛り込んだ」と、今大会の方針を説明。
「私たちは今回、自動車補修塗装技術者の 驚くべき才能を目の当たりにした。これまで以上に専門知識、卓越した技術、技能の精度が大きく向上し、また我々R-Mが注力するデジタル化の推進により、選手および大会関係者との交流と競技の水準が引き上げられた」と感想を述べ、その成果を強調した。
また、BASFコーティングス事業本部グローバル戦略マーケティングディレクターのファビエン・ボスケッティ氏は、「『国際R-Mベストペインターコンテスト』は、自動車補修塗装業界の将来にわたる持続可能な発展のために、国際規模での人材育成を目的とした、R-Mの事業における重要なイベント。私たちは、創造性、デジタル化の推進、サステナビリティにおいて最高のパフォーマンスを発揮してくれたすべての代表選手を大変誇りに思う。彼らの持つスキルは、我々の顧客と自動車補修塗装業界の発展に寄与するよう、次世代の自動車補修塗装技術者に必要な包括的で正しいスキルである」と述べている。
同大会の協賛会社は3M、アネスト岩田、COLAD by EMM、SATA、RODIM、siaAbrasives、Horn & Bauer、IRT by Hedson、METTLER-TOLEDO。
フランス・パリ郊外のクレルモン・ド・ロワーズにあるR-Mリフィニッシュコンピテンスセンター
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