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    COLOURLOCK(カラーロック)をはじめとした内装修理用ケミカル・ツールとカスタマイズアイテムを出品【オートモビルカウンシル2022:カーメイクアートプロ】

    内装のレストアを予定している1973年式ディーノ246GTを展示

    • #イベント

    2022/05/24

     2022年4月15~17日に幕張メッセで開催された、新旧名車と自動車文化の展示会「オートモビルカウンシル2022」。

     今回が初出展となるカーメイクアートプロ(大阪府堺市、丸山義昭社長)は、同社にて内装のレストアを予定している1973年式ディーノ246GTを展示。また、COLOURLOCK(カラーロック)ブランドのレザークリーニング&リペアシステムをはじめ、同社が取り扱う内装の修理用ケミカル・ツールおよびカスタマイズアイテムを出品した。

     展示されたディーノ246GTの室内は、車両の保管環境が良くメンテナンスも定期的に行われているのか、一目見た限りでは半世紀の時を経た車両とは思えないほど良好なコンディションを保っている。

    展示されたディーノ246GTのインテリアはレストア前ながらコンディションは良好

     しかし、その手前に展示されていた「ステアリングリペア」の施工例を見ると、一見綺麗に見えるヒストリックカーのレザーも、実は年式相応に経年変化が進んでいることが想像できる。

    「ステアリングリペア」の施工例。写真右側が施工前、写真左側が施工後

     また、レストアと同時にシート・トリム・加飾パネル類の素材・色を変更することで、愛車のインテリアを全く別物に生まれ変わらせることができる。カーメーカー純正品のサプライヤーともコネクションを持つカーメイクアートプロでは、ヨーロピアンレザーやダコタレザー、プレミアムナッパレザー、アルカンターラ、ドイツ車に多いチェック柄のファブリックなど、そのラインアップは多彩だ。

    シート表皮張り替え・レストアの施工例

     木の種類はもちろん個体によっても柄が異なってくる本木目パネルは、カスタマイズに加え修理にも対応。クリヤーが剥がれカビが生えてしまっていても、清掃のうえ色味を保持していた箇所に合わせて調色・再塗装し、純正パネルと同等の膜厚でクリヤーを塗布するという。

     カーメイクアートプロの丸山義昭社長は「内装を修理・カスタマイズできる業者・技術者は、車体修理に比べればまだまだ少ない。また内装修理には、部品の脱着や調色・塗装など、車体修理で培った技術の多くを応用できるので、車体修理工場との相性も良い。カラーロックでは施工店を募集しており、レザーリペア未経験者向けの技術講習も行っているので、ぜひ気軽に問い合わせてほしい」と、新規ビジネスとしての積極的な導入を呼びかけていた。


    (文・写真=遠藤正賢)

    本木目パネルの素材・カラーサンプル

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