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トヨタ、シエンタ およそ5.6万台リコール 走行中にベルトが外れる等の恐れ
2023/04/18
トヨタは2023年4月7日、前照灯用制御プログラムが不適切、後席左座席用ベルトバックルの構造が不適切、スチール製ディスクホイールの形状不良があるとして、シエンタについて56,405台のリコール(回収・無償修理)を国交省に届け出た。
不具合の個所は、前照灯、後席左座席用シートベルトバックル、スチール製ディスクホイールの3個所。
前照灯は、運転支援装置アダプティブハイビームシステム(AHS)の制御プログラムが不適切なため、走行用前照灯(ハイビーム)が自動消灯直後に再点灯するとき、配向制御ができなくなることがある。そのため警告メッセージが表示され、ハイビームが点灯しない恐れがある。
後席左座席用シートベルトバックルの保持構造が不適切なため、座席内部に落ち込んで座席がリクライニングできなくなることがある。その状態でリクライニング操作を行うとバックルが損傷し当該座席のシートベルトが正しくロックできず、走行中に外れる恐れがある。
スチール製ディスクホイールのプレス設備の管理が不適切なため、ディスクが形状不良となり、リムとの溶接強度が不足しているものがある。強度が不足していると、溶接部に亀裂が生じ、ディスクホイールが破損する恐れがある。
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