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    日産、オーテックとニスモを2022年4月1日に合併、「日産モータースポーツ&カスタマイズ」に改称

    新会社の社長兼CEOには両社の片桐隆夫社長兼CEOが引き続き就任

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    2021/12/29

     日産自動車は2021年12月17日、100%子会社のオーテックジャパン(本社:神奈川県茅ケ崎市、片桐隆夫社長。NISMO CARS事業部を含む。以下オーテック)およびニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(本社:神奈川県横浜市鶴見区、片桐隆夫社長。以下ニスモ)を統合した新会社「日産モータースポーツ&カスタマイズ」を、2022年4月1日付けで設立することを発表した。

    日産ノートオーテッククロスオーバー

     オーテックは特装車の企画・開発・生産・販売および日産直納車・輸出車の架装請負や、NISMOロードカーの企画・開発およびブランドプロモーションなどを担当。ニスモは日産からの請負によるモータースポーツ車両開発および参戦、プライベーター向けモータースポーツ車両・部品の開発・販売などを手掛けてきた。

     両社を統合することで、日産は両社が持つ専門ノウハウや高度な技術力、実績に裏付けられた高いブランド力をさらに強化し、グローバルに活用の範囲を拡大。また新会社を日産の重要な戦略的子会社として位置づけ、日産グループ全体の持続的な成長に貢献することを目指すこととしている。

     新会社の資本金は4億8000万円。社長兼CEOには引き続き片桐氏が就任し、両社の従業員約600人は継続雇用される見込み。本社機能は現在のオーテック本社に置かれる。

     日産のアシュワニ・グプタCOOは、「オーテックは幅広い技術を活かし、顧客の様々なニーズを満たす特装車を提供してきた。一方のニスモは、モータースポーツを通じて、日産車のチャレンジスピリットやドライビングプレジャーを象徴する存在。この2社が一体となることで、より一層ワクワクするモビリティを顧客に提供していくことができると確信している」とコメント。

     両社および新会社の片桐社長兼CEOは「オーテックとニスモは、ともに30年以上の歴史を持ち、非常に多くのファンに支えられている。これまで受け継がれてきた社員の高い志や高度な匠の技を一体化し、未来へとつなげることで、これまで以上に顧客に愛され、支持される存在として、さらなる高みを目指していく」と抱負を述べている。

    Nissan Z GT500

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