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    ホンダ、独自技術の社外活用を加速するための技術ライセンスWebサイトを公開

    アルミとスチールの異材接合に用いる摩擦撹拌接合(FSW)もライセンス対象技術に

    • #ニュース

    2021/04/15

     本田技研工業は2021年4月5日、独自技術の社外活用を加速するための技術ライセンスWebサイトを公開した。

    https://www.honda.co.jp/license/technology/

     ホンダが持つ特許はグローバルで5万件超に達しているが、自動車などに用いられる技術は強度や耐久性などの過酷な条件をクリアしているため、他社他業種にも転用可能なものが多い。

     同サイトには同日時点で下記がライセンス対象技術として掲載されており、問い合わせフォームからライセンス契約の相談が可能。また掲載されるライセンス対象技術は今後、随時更新される予定となっている。

    ●抗ウイルス・抗アレル物質布地「アレルクリーンプラス」
    ●撥水・撥油性の布地「ファブテクト」
    ●電機・水ポンプのエンジン排熱を利用した蒸留水生成装置
    ●耐食性に優れた防錆皮膜「HyD(ハイディー)コート」
    ●高強度耐熱マグネシウム合金
    ●ハイサイクル・外観性向上を叶えた着色メタリック樹脂
    ●人が入れない場所に車を停める無人車両搬送ロボット
    ●ロボット聴覚HARK(ハーク)
    ●マルチドメイン対話システムフレームワークHRiME
    ●摩擦撹拌接合(FSW)

    摩擦撹拌接合(FSW)を用いて接合されたアルミ&スチール製フロントサブフレーム

     なお、ホンダは従来よりライセンス活動を行っており、一例としてはN-BOXのシートに使われている抗ウイルス・抗アレル物質布地「アレルクリーンプラス」がオフィス家具メーカーにオフィスチェアのクロスとして採用されている。

    抗ウイルス・抗アレル物質布地「アレルクリーンプラス」

    「ファブテクト」の構造イメージ図

    「HyDコート」の被膜構造イメージ図

    ハイサイクル・外観性向上を叶えた着色メタリック樹脂

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