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車の買い替え時期はいつがベスト?年数や走行距離の目安と注意点を解説
車の買い替え時期で悩んでいる方に向けて、車検前や税金が上がるタイミングなど、お得に買い替えるための目安を解説します。年数や走行距離の基準、実際の買い替え事例、注意点についても詳しく紹介。損をしないベストな時期を見極めるための参考にしてください。
2026/04/28

車検の時期が近づいてきたり修理費がかさんだりして、車の買い替え時期について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。この記事では、車をお得に買い替えるためのベストなタイミングや、年数・走行距離の目安について解説します。
最後までお読みいただければ、税金や維持費で損をすることなく、ご自身にぴったりの買い替え時期を見極められるようになります。
車を買い替えるおすすめの時期・タイミングとは?

車を買い替える際は、維持費が大きく跳ね上がる前に行うのがポイントです。車に長く乗り続けることも素晴らしいことですが、古くなるほど維持費は増加する傾向にあります。ここでは、家計への負担を抑えつつ賢く買い替えるための具体的なタイミングを解説していきましょう。
車検を迎える前のタイミング
車検を迎える前の時期は、買い替えを検討する上で非常に理にかなったタイミングと言えます。その理由は、数万円から十数万円かかる高額な車検費用を節約し、その分を新しい車の購入資金に回せるからです。
車検を通した直後に車を売却しても、支払った車検費用が査定額に全額上乗せされることはありません。そのため、車検の満了日が近づいてきたら、車検を通すか買い替えるかの判断を早めに行うことが重要となります。具体的には、車検満了日の半年ほど前から情報収集を始めると、余裕を持って次の車選びができるでしょう。
【関連記事】車検の法定費用はいくら?内訳と車種別の料金一覧をわかりやすく解説 | BSRweb | 株式会社プロトリオス - PROTO-RIOS INC.
自動車税や重量税が増額される前
車を維持する上で避けて通れないのが税金ですが、新車登録から一定年数が経過すると税率が上がる仕組みになっています。総務省の地方税制度に関する資料によると、新車登録から13年を経過したガソリン車は、自動車税が約15%加重されることが示されています。
さらに、自動車重量税についても同様に増額の対象となります。財務省の自動車重量税に関する概要資料によれば、新車登録から13年を超えた車両は税率が上がり、18年を超えるとさらに増額される仕組みです。
このように、13年目以降は維持費が大きく膨らむため、税金が上がる前のタイミングで買い替えを検討することをおすすめします。
参考:総務省「自動車関係税制のあり方に関する検討会ヒアリング説明資料」
参考: 財務省「自動車重量税の概要」
【関連記事】自動車税を払い忘れたらどうなる?延滞金や期限切れ納付書の対処法 | BSRweb | 株式会社プロトリオス - PROTO-RIOS INC.
ライフスタイルに変化があったとき
結婚や出産、子どもの独立など、ライフスタイルが変化したときも買い替えの大きなチャンスです。生活環境が変わると、車に求める役割や必要な機能も自然と変わってくるのではないでしょうか。
たとえば、子どもが生まれた場合はスライドドアの付いたミニバンが便利になりますし、子どもが独立した後は燃費の良いコンパクトカーで十分になるかもしれません。日々の生活で車の使い勝手に不便を感じ始めたら、それは車が現在の生活に合っていないサインだと言えます。無理に今の車に乗り続けるよりも、用途に合った車に乗り換えた方が、生活の満足度は格段に向上するでしょう。
車を買い替える年数と走行距離の目安

車を買い替える時期を判断する際、年数と走行距離は非常にわかりやすい指標になります。一般的なドライバーがどのくらいのサイクルで買い替えているのかを知ることで、ご自身の状況と照らし合わせてみてください。ここからは、買い替えの目安となる具体的な数値について解説します。
平均的な買い替え年数は約8年
一般財団法人などの調査や業界の通例として、車の平均的な買い替え年数は約7年から8年とされています。この時期は、新車で購入してから3回目または4回目の車検を迎えるタイミングと重なります。8年ほど経過すると、タイヤやバッテリーといった定期的な消耗品だけでなく、サスペンションなどの部品も寿命を迎えやすくなります。修理やメンテナンスの費用が少しずつ増え始める時期でもあるため、多くの方がこのタイミングで手放す決断をしていると考えられます。ご自身の車が8年目を迎える頃には、一度車の状態を点検し、買い替えの検討を始めてみるのが良いでしょう。
走行距離10万キロが一つの目安
走行距離が10万キロに到達するタイミングも、買い替えを考える重要な節目となります。近年の車両の多くはタイミングベルトではなく交換不要なタイミングチェーンが採用されており、10万キロを超えても問題なく走れるケースがほとんどです。
タイミングベルト搭載車の場合は、10万キロ前後でタイミングベルトやウォーターポンプなど、高額な費用がかかる部品の交換時期が重なることがあります。また、中古車市場においては、走行距離が10万キロを超えると「過走行車」と見なされ、査定額が下がる傾向があります。
そのため、少しでも高く車を売りたいと考えている場合は、メーターが10万キロに到達する前に売却に向けて動き出すことが得策です。走行距離をこまめにチェックし、計画的に行動することをおすすめします。
新車登録から3年と5年の節目
短いサイクルで車を乗り換える方にとって、新車登録から3年目と5年目は見逃せないタイミングです。3年目は最初の車検を迎える時期であり、車の状態が良いため高額なリセールバリューが期待できます。新車の保証期間内であることも多く、中古車市場での需要が非常に高いのが特徴です。
5年目は2回目の車検のタイミングにあたります。こちらもまだ車の価値が十分に高いため、ローンの支払いが終わる区切りとして買い替えを選ぶ方が多く見られます。常に最新の安全装備が搭載された車に乗りたい方は、この3年または5年のサイクルを意識してみてはいかがでしょうか。
車をお得に買い替えられるおすすめの月

車の買い替えは、実行する月によって金銭的なメリットが大きく変わることがあります。自動車業界には特有の繁忙期があり、その時期を狙うことでお得に購入できる可能性が高まります。ここでは、1年の中で特におすすめの月とその理由について見ていきましょう。
自動車販売店の決算期である3月と9月
新車をお得に購入したい場合、自動車販売店の決算期である3月と9月が最大のチャンスとなります。販売店は年間の販売目標を達成するために、この時期に大々的なキャンペーンや値引きを行うことが多いからです。
とくに3月は年度末の本決算にあたるため、営業担当者も一台でも多く販売しようと熱意を持っています。そのため、普段では難しいようなオプションのサービスや、車体価格の値引き交渉に応じてもらいやすい状況が生まれます。ただし、注文が集中して納車に時間がかかる場合があるため、早めに商談を始めることが成功の秘訣です。
中古車の需要が高まる1月と2月
現在の車をなるべく高く売却したいとお考えなら、1月から2月にかけての時期が狙い目です。春からの新生活や就職に向けて、新しく車を購入しようとする人が増えるため、中古車の需要が急激に高まります。販売店側も春の需要期に向けて在庫を確保しておきたいため、通常よりも強気の価格で買い取ってくれる傾向にあります。高く売却できた分を新しい車の購入資金に充てることで、トータルの出費を大きく抑えることが可能になります。売買のタイミングをうまく合わせることで、金銭的なメリットを最大限に引き出せるでしょう。
新型モデルが発売される前
狙っている車の新型モデルが発売される直前も、お得に買い替えるための重要なタイミングとなります。自動車メーカーがフルモデルチェンジを発表すると、現在販売されている現行モデル(旧型になる車)の価値が下がり始めます。販売店は在庫となっている現行モデルを早く売り切りたいため、大幅な値引きをしてくれる可能性が高まります。最新のデザインや機能に強いこだわりがなければ、モデル末期の成熟した車を安く購入できるのは大きなメリットです。気になる車種がある場合は、自動車情報サイトなどでモデルチェンジの噂をチェックしておくことをおすすめします。
車の買い替え時に注意すべきポイント
車の買い替え時期が決まったら、次に気をつけるべき具体的な手続きや確認事項があります。これらを怠ると、思わぬトラブルに巻き込まれたり、余計な出費が発生したりする可能性があります。スムーズに新しい車へと乗り換えるために、必ず確認しておきたい注意点を解説しましょう。
注意すべき項目 | 確認する理由 | トラブルを防ぐための対策 |
ローンの残債 | 完済していないと車を自由に売却できない | 事前に残金を確認し、買取額との差額を計算しておく |
車検と納車の時期 | 車がない空白期間が発生するのを防ぐ | 納車までの期間を販売店に確認し、逆算して行動する |
自動車保険の切り替え | 事故の際に補償を受けられなくなるリスクがある | 納車日が決まり次第、保険会社に車両入替の連絡をする |
現在の車のローン残債を確認する
現在乗っている車をローンで購入し、まだ支払いが残っている場合は注意が必要です。ローンの支払いが終わっていない車は、基本的に所有権が信託会社や販売店にあるため、そのままでは勝手に売却することができません。
買い替えるためには、車を売却したお金でローンを一括返済し、所有権を自分に移す手続き(所有権解除)を行う必要があります。もし売却額よりもローンの残債の方が多い場合は、不足分を現金で用意するか、新しい車のローンに上乗せする組み替えローンを利用することになります。商談をスムーズに進めるためにも、事前に現在のローン残高をしっかりと把握しておきましょう。
車検満了日と納車時期のスケジュールを合わせる
車検が切れるタイミングで買い替える場合は、新しい車の納車時期とのスケジュール調整が重要になります。もし新しい車が納車される前に今の車の車検が切れてしまうと、公道を走れなくなってしまいます。
近年は半導体不足や部品調達の遅れにより、新車の納期が長引くケースが珍しくありません。数ヶ月待ちになる車種も多いため、車検満了日が近づいてから焦って行動すると間に合わない可能性があります。欲しい車の納期をあらかじめ販売店に確認し、車検切れの時期から逆算して余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。
自動車保険の車両入替手続きを行う
車の買い替えに伴って、任意保険(自動車保険)の対象車両を変更する手続きを忘れずに行いましょう。この手続きは「車両入替」と呼ばれ、新しい車を納車する当日までに完了させておくことが強く推奨されます。
もし車両入替手続きを忘れたまま新しい車で事故を起こしてしまうと、原則として保険金が支払われません。ただし、多くの保険会社では新しい車の取得日から30日以内に手続きを行えば、取得日から手続き承認までの期間も補償される猶予期間を設けています。
納車日が確定し、新しい車の車検証の情報(車台番号など)が手に入ったら、速やかに加入している保険会社や代理店に連絡してください。安全で安心なカーライフをスタートさせるために、保険の切り替えは確実に行うようにしましょう。
【関連記事】車が水没したら保険は使える?補償内容と請求手順をわかりやすく解説 | BSRweb | 株式会社プロトリオス - PROTO-RIOS INC.
まとめ
この記事では、車の買い替えに最適な時期や年数の目安について解説しました。
- 車検を迎える前や税金が上がる13年目より前が経済的なタイミングとなる
- 年数では約8年、走行距離では10万キロが一つの判断基準として挙げられる
- 決算期である3月や9月を狙うことでお得に新しい車を購入しやすくなる
- ローン残債の確認や保険の車両入替手続きを忘れずに行うことが求められる
ご自身のライフスタイルや車の状態に合わせて、後悔のないベストなタイミングで賢く車を買い替えてください。


