JOURNAL 

システムユーザーレポート vol.30 ボディーショップカーボーイ(ラクロスⅡ)

スタッフの働きの価値を生むソフトとともに成長していく

2026/03/23

ボディーショップカーボーイ

社長=古賀啓介 所在地=埼玉県入間郡三芳町竹間沢137-5

使用ソフト=ラクロスⅡ

https://carboy.shop/

知識と経験を得て、2019年に独立へ

近年、都心部のベッドタウンとして成長する入間郡三芳町。そこを走る国道254号線沿いに2019年に開業したボディーショップカーボーイがある。

古賀啓介社長は幼少期から自動車業界で働くことを志していた。高校卒業後、車体の構造について勉強することを目的に自動車解体工場に入社。3年後に退社し、鈑金塗装工場、カスタム専門工場と渡り歩き、必要な知識と経験を積んでいった。まだまだ勉強したい古賀社長は、塗料販売店の営業担当者に「技術力がある人を教えてほしい」と依頼し、教えてもらった企業へ就職する。

紹介された技術者の腕に古賀社長は感動し、その人の横で動画を撮りながら学んだという。また、後に同社塗装担当を務める三塚健太郎氏とも出会うきっかけになった。

小破から大破まで修理できる鈑金塗装知識と経験を得た古賀社長は満を持して独立を決意。契約直前にトラブルに巻き込まれるなど紆余曲折を経て、塗料販売店から紹介してもらった廃業を検討している工場を買い取り、2019年に晴れてボディーショップカーボーイとして独立する。

古賀啓介社長(右)と三塚健太郎氏

ラクロスⅡで保険会社に対して正しい見積書を提出

同社がラクロスⅡを導入したのは独立から3年後の2022年9月。法人化し、保険仕事も増えてきた時だった。これまでも保険仕事の請求金額に不満を持っていた古賀社長の「スタッフや自分の仕事の正しい価値を正しく請求したい」という思いからだった。

鈑金塗装見積り機能について、「作業全体を細かく選択でき、かゆいところに手が届く」と評価。同時にアジャスターの立場にも理解を示す。「現場を見ていない上席を納得させるためにもお互い納得できる着地点を見つけている」とし、「見積書に作業を詳細に記載できるので説明しやすく、アジャスターも分かりやすいと言ってくれており、協定もスムーズになった」とその効果を口にする。

また、部品価格をすぐに調べることでできるため、交換メインの見積書を作る際も概算見積りを出すことができ、作業効率化にもつながっているなど、データの細かさに関して「大きな役に立っている」。

ものづくり補助金を活用して導入した塗装ブース

中身の詰まった工場を目指して

約15年間の修業期間を経て独立した古賀社長の今後の目標は「自分の技術を上げていきたい」。企業理念に掲げる「カーボーイに関わる全ての人を豊かにする」に則り、鈑金塗装技術面や経営面での技術を上げていく事業計画を考えている。古賀社長の自宅横に空き地があり、そこにエイミング専門工場を新設することを検討している。三塚氏はメッキ塗装の勉強し、鈑金事業に幅を持たせようとするなど、2人で新しいことへの挑戦を始めている。「ほかの企業ができないこと、持っていない技術を売りにして、人数は多くなくても中身がギュッと詰まった工場を目指していきたい」。そう話す古賀社長は、ラクロスⅡを使い、適正な見積りで正しい利益を請求し、これから先の業界の未来を見据えて成長を続けていく。

少ない人数でも効率的に作業ができるUVパテと照射機

※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2024年9月号に掲載の記事を元にしています。

※掲載内容は、取材当時のものです。

自動車整備業鈑金統合システム RacroS3(ラクロス3)
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