JOURNAL 最新ニュース
関西ペイント「オール水性ユーザー認定」取得工場紹介 株式会社サコダ車輌
オール水性工場の“パイオニア”を目指して ~各領域の専門性を高め、顧客の安全を支え続ける~
2026/03/16
広島県内で車両販売事業を展開するサコダ車輌は、昨年6月に海田鈑金工場をオープンし、鈑金塗装事業を本格的に開始しました。
海田鈑金工場はオール水性システム「レタンWBエコ EVシステム4.0」を採用しており、
このたび「オール水性ユーザー認定」を取得しました。
同社の森岡真也常務に、鈑金塗装事業を開始した目的やオール水性システムの採用理由を伺いました。
【工場情報】
株式会社サコダ車輌(本社=広島県広島市、海田鈑金工場=広島県安芸郡)
代表 迫田 宏治
創業 1983年
森岡真也常務(前列左から3人目)と海田鈑金工場スタッフ
鈑金塗装事業を開始した目的を教えてください
当社は広島県内に車両販売・3拠点、整備工場・6工場の体制で事業を展開しており、車両販売台数は年間約6,000台、整備入庫は年間約7万台に上ります。鈑金塗装の受付も年間2,000件ほどありますが、これまでは整備工場内で対応できる車両以外は、すべて外部の協力工場に依頼していました。
お客様にトータルカーライフサポートを提供する中で、鈑金塗装というピースが欠けており、そこを補完することが鈑金塗装事業を開始した大きな目的です。
なぜ、関西ペイントのオール水性システム「レタンWBエコ EVシステム4.0」を採用したのでしょうか
最も大きな理由は、働くスタッフの健康と近隣環境への配慮です。そして、水性化をするのであれば、ベースコートだけではなく、プラサフ、クリヤーを含めて水性塗料を導入しなければ、その意義が薄れてしまうと考えました。また、将来的に業界全体が水性塗料に移行するのであれば、先行して水性化を進めておくべきだという意図もあります。
一方で、水性塗料の生産性に対する懸念は、多くの場面で耳にしました。工場新設にあたって募集した技術者の採用面接でも、水性塗料の使用による生産性の低下を危惧する意見は多く挙がりました。
しかし、働きやすい環境を整備するという当社の姿勢、そして今から水性塗料での作業に習熟しておくことによる将来的なメリットを説明し、理解を得て入社してもらうことができました。
現場では鈑金と塗装で役割を分担せず、両方の技術を持つ技術者を育成する方針を採用しています。もともと溶剤系塗料での塗装に慣れていた技術者は少し苦戦をしていましたが、オープンから半年強が経過し、みんな水性塗料での作業に対応することができています。
「オール水性ユーザー認定」を取得した理由とこれからの目標を教えてください
認定制度の存在を知ってまず感じたことは、この認定を受けられる工場は多くはないだろうということでした。
当社は、水性塗料を使用する工場のパイオニアを目指しています。この認定の取得は、パイオニアへ向けた第一歩だと考えており、無事認定を取得できたことをとても嬉しく思います。
トータルカーライフサポートをお客様に提供するためには、車販、整備、鈑金塗装などそれぞれの領域で高い専門性が必要だと考えています。そして、トータルでお客様の生活を守るという戦略がなければ、お客様のニーズに高いレベルで応え続けることが困難になり、結果として企業として成長することもできないと認識しています。
鈑金塗装は、お客様にトータルカーライフサポートを提供するための重要な一つのピースであり、しっかりと専門性を高めることでこれからもお客様の安全を支え続けていきたいです。
関西ペイント株式会社
自補修塗料本部
〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい5丁目1番2号
横浜シンフォステージウエストタワー21F
TEL 045-514-2774
FAX 045-514-2797