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関西ペイント、オール水性ユーザー認定制度を創設

車体整備事業者が抱える各種課題の解決をサポート

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2026/01/15

オール水性システム採用工場を塗料メーカーが認定

工場の“透明性確保”に寄与


 関西ペイント(毛利訓士社長、本社=大阪府大阪市)は1月、車体整備事業者を対象とした「オール水性ユーザー認定制度」を創設した。

関西ペイント認定オール水性採用工場 認定プレート
関西ペイント認定オール水性採用工場 認定プレート

 同制度は、車体整備事業で使用するプラサフ、カラーベース、クリヤーにおいて、水性塗料のみを使用している企業であることを塗料メーカーが証明するもの。車体整備事業者が同認定を取得することで、“作業者を大事にしている”、“環境に配慮している(低臭気、VOC低減)”、“塗料メーカーの認定を受けている”など、企業イメージの向上効果が期待される。

 認定を取得するための条件は次の3点。

・プラサフ、カラーベース、クリヤーのいずれにおいても関西ペイントの水性塗料を使用していること


・プラサフ、カラーベース、クリヤーのいずれにおいても、溶剤系塗料を併用していないこと


・プラサフ、カラーベース、クリヤーにおいて、関西ペイント以外の塗料を使用していないこと


 認定を取得するためには、関西ペイントの社員による診断を受ける必要がある。診断において上記条件を満たしていることが確認できた場合、認定取得事業者であることを示すプレートが授与される。なお、同認定は最低年1回の更新制であり、日々の製品納入や現場訪問時に条件を満たしていないことが分かれば認定取り消しとなる。継続的に診断を実施することで、認定制度の価値の低下を防ぐねらいがある。

 国土交通省が2024年3月にとりまとめた「車体整備の消費者に対する透明性確保に向けたガイドライン」では、作業に用いた材料等に関する情報の記録と保存が求められている。塗料メーカーが使用塗料を証明する同制度の活用は、工場の“透明性確保”に大きく寄与する。また、顧客や取引先に向けて塗装材料費について説明する際、同認定によって使用塗料を明確に示すことが可能となり、請求内容の透明性を高める効果が期待される。

オール水性化でコンプライアンス対応

働きやすい職場・選ばれる会社づくりをサポート


 塗料及び塗装作業に対しては、消防法、有機溶剤中毒予防規則(有機則)、特定化学物質障害予防規則(特化則)、大気汚染防止法、悪臭防止法、PRTR法、リスクアセスメント対応、がん原性物質への対応など多くの法規制が定められている。そのため近年はコンプライアンス対応を主な目的として、水性塗料を導入する鈑金塗装工場が増加傾向にある。

 しかし、法規制への対応という観点で考えた場合、工場全体で見るとベースコートの水性化のみでは溶剤系塗料使用時と大差がなく、一部の法規制にしか対応することができない。加えて「水性塗料」には明確な定義が存在しないため、各種法規制への対応状況は塗料メーカー各社の「水性塗料」によって差があり、事業者は各種法規制の内容と使用塗料のSDSを確認した上で、適切な対応を行わなければならない。

 関西ペイントは、2018年に下塗りから上塗りまで水性で且つ有機則フリーの「レタンWBエコEVシステム」をリリースして以降、オール水性システムの改良を重ねてきた。2025年に上市した「レタンWBエコEVシステム4.0」は、特化則と有機則に非該当、がん原性物質が非含有であることはもちろん、改正された労働安全衛生規則(2022年5月公布、同年5月~ 2024年4月にかけて段階的に施行)で定められた新たな規制への対応を強化。皮膚等障害化学物質にも該当しない製品になり、不浸透性保護具着用義務の対象外となっている。

 また、化学物質リスクアセスメントにおいては吸入リスクレベルⅡ以下を達成( ※CREATE-SIMPLEによる同社固定標準条件において)しており、確認測定が不要になる。吸入リスクレベルによっては、上記の確認測定に加え、健康診断や追加の設備投資などが必要となるため、EVシステム4.0の導入により、それらの経費を抑える効果も期待できる。関西ペイントのオール水性システムは、コンプライアンス対応への不安とコストを抑え、経営者と作業者が安心して働くことができる職場づくりを支援する。

オール水性システムは鈑金塗装工場にとって現実的かつ効果的な選択肢に

 「レタンWBエコEVシステム4.0」は、化学物質規制への対応を強化するとともに、生産性の向上を実現している。

 水性クリヤーにおいては、オールシーズンで安定した仕上がりを確保する「STクリヤー」をラインアップに追加。速乾用のEQクリヤーと耐擦り傷クリヤーを合わせて計3種類のラインアップとなる。水性プラサフは「EQプラサフ2」へとリニューアルし、厚付け仕様を新たに設定することで、幅広い作業への対応を可能とした。

 各種法規制への対応を強化することで安全・安心な働きやすい職場づくりに貢献するとともに、従来の溶剤系塗料と遜色ない作業性・仕上がりを実現したオール水性システム「レタンWBエコEVシステム4.0」。

 人材不足やコンプライアンス対応、透明性の確保など多くの課題を抱える鈑金塗装工場にとって、オール水性システムはすでに現実的かつ効果的な選択肢となっている。関西ペイントは「オール水性ユーザー認定制度」の創設によって、オール水性システムの導入を推進するとともに、車体整備事業者の課題解決を支援し続けていく。


関西ペイント株式会社

自補修塗料本部

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