Q&A 鈑金・塗装のご相談
ボディバックパネル交換作業
2013/12/12
Q
- 質問者
青木モータースさん
バックパネル交換時、左右のパネル(ホースメント)がバックパネルの上側に付いていて、左右のパネルをある程度外さないとバックパネルが交換できない場合、バックパネル交換指数以外に、左右のパネル修正作業料を計上できるのですか?
A
- 回答者
プロトリオス
ご質問には
「バックパネル交換指数以外に、左右のパネル修正作業料を計上できるのですか?」
と記載いただいていますが、
「バックパネル交換指数以外に、左右のパネル(をある程度外すための)『脱着』作業料を計上できるのですか?」
と解釈してよろしいでしょうか。
また、バックパネル交換の必要があっても左右のパネルに損傷はない、または鈑金などの修正作業で済ませることができると仮定したうえでの回答とします。
まず結論から申しあげますと、「計上できる」「計上できない」は車種により異なります。
可能であれば、ボデー修理書など自動車メーカーの発行資料で修理手順をご確認ください。両側端部でのカット作業でパックパネル中央部のみの交換が可能ではないでしょうか。もちろんその場合だと、左右のパネルには触れることなく交換作業が可能ですので計上はできません。その際、左右のパネルに鈑金が必要であれば、その作業分を計上することは可能です。
次に、バックパネル中央部のみの交換が不可能で、ご質問のとおり「ある程度外さないとバックパネルが交換できない」場合。いま一度、車種別の指数テーブルをご確認ください。
基本的に指数は、自動車メーカーの修理手順に沿って策定されていますので、その旨が記載されているかと思います。
バックパネル取替作業の「付帯作業(含まれる作業)」として当該作業が記載されていれば追加で計上はできません。
逆に、付随作業(「取外し状態」や「除く作業」)と記載があれば計上できます。
一概に「計上できる」「計上できない」とは言えませんので、作業手順と指数テーブルをしっかりとご確認いただければと思います。
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