Q&A 鈑金・塗装のご相談
ステアリングラックの
2013/08/07
Q
- 質問者
MIYAさん
ステアリングラックエンド、及びタイロッドエンドの交換ですが、フロントサスペンション脱着、分解には縁切りまでは含まれている様ですが、交換の場合は別途計上して構わないのでしょうか?
また、含まれていない場合日整連の交換工数を使用して構わないのでしょうか?
因みに同車両でストラットの交換等足回りの交換は行いますので、上記フロントサスペンション脱着、分解のは計上しています。
A
- 回答者
プロトリオス
ご質問にある「フロントサスペンション脱着、分解」作業を自研センターの定める作業名「フロントサスペンション片側脱着・分解・点検・組立・調整」と仮定し、エンジンとトランスミッションの脱着作業はともなわないとしたうえでの回答とします。
おっしゃるとおり、縁切りが上記作業に含まれています。と同じに、組付も含んでいます。ただそれは、車体側に残したうえでの縁切りと組付ですので、ステアリングラックやタイロッド自体の交換は含まれていません。別途計上は可能です。
また「日整連の交換工数を使用」とは「標準作業点数」を用いることを指しているのかと思いますが、件に関する回答はできかねますことをご了承ください。
ステアリングラックやタイロッドの交換作業は日整連の標準作業点数、フロントサスペンション脱着分解作業には(自研センターの)指数をそれぞれ用いて計上することと思います。標準作業点数で定めた前提条件と指数のそれは異なりますので、併用する際には注意が必要です。また重複する作業もないわけではないと思われます。
ただ鈑金と整備の垣根を越えた工場様もあり、作業指数を併用されることは昨今、他の工場様においても見受けられるのも確かです。
しかし、それぞれの数値を運用するうえでの定められた条件や設備ははっきりと異なります。また同作業のように表記されていても、標準作業点数と指数では実際の作業範囲が異なります。併用する際には、以上の点をふまえたうえで運用してくださいとしか申し上げられないことをご理解ください。
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