Q&A 鈑金・塗装のご相談
低圧電気講習
2013/04/27
Q
- 質問者
sinngoさん
低電圧講習を受けました。1つ疑問なのですが、たとえばドア交換作業には、講習が必要ですか?
またサービスプラグを抜き、インバーターの電流がゼロ確認後の作業は、未講習者でも作業して良いのでしょうか?
何処までが講習なしで作業出来るのか疑問になりました。
A
- 回答者
プロトリオス
まず始めに、労働安全衛生法上では、低圧電気取扱特別教育が必要される業務はサービスプラグを抜き、残量電荷の放電の確認作業までとなります。
ただし、低圧電気取扱特別教育を受講していない者がその後の作業を行う場合、事業者は低圧電気取扱特別教育を受講している者を作業指揮者に指名し、その作業指揮者がその後の作業を安全にできる様、作業者を管理・監督しなければなりません。
また、作業終了後の安全確認および電源の投入(サービスプラグの差し込み作業)は作業指揮者が行う必要があります。
自動車メーカーの整備解説書などでは、ハイブリッド車(電気自動車)の高電圧部およびその周辺部での作業を行う場合は、高電圧回路の電源遮断作業の実施(サービスプラグの抜き取り作業)および低圧電気取扱特別教育の受講を義務づけています。
今回、ご質問頂いた外装部品に限った作業の場合、現状販売されているハイブリッド車や電気自動車では高電圧回路の遮断作業は必要なく、従って低圧電気取扱特別教育受講の必要もありません。
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