Q&A 鈑金・塗装のご相談
リサイクルパーツ
2013/04/25
Q
- 質問者
BPさん
損保会社からリサイクルパーツの使用をお願いされました。
ユーザーも、使用同意してもらえた場合、パーツ価格はもちろん。使用パーツの凹みの修正は計上可能ですか。新品パーツは10%位のレスがありますが上乗せ計上可能ですか?
リサイクルパーツのほとんどがAssyなので、トリム・ガラスなどの処分料金や 脱着も重量も1.5倍計上可能ですか。
A
- 回答者
プロトリオス
リサイクルパーツを使用しての修理を保険会社、ユーザー(カーオーナー)様ともに承諾したもの。
またご質問の意図として、それを指数の運用ルールに照らし合わせたうえでの回答を望まれていると仮定し話を進めます。
事故車修理の際に用いる指数(標準作業時間)は、
最も経済的かつ合理的に車両を事故前の状態へ戻すことが前提とされています。
よって、事故前の車両の該当箇所に凹みがなければ、もちろんその状態にすべきです。
それらを含んでの事故車修理ですので、(凹みの)修正の計上は可能です。
ただ上乗せ計上となりますと、最終的な差額はわかりかねますが、
結果的に保険会社やカーオーナー様にとってリサイクルパーツを使用したメリットが薄れてしまうのではないでしょうか。
ただし、新品部品の供給がない場合やなくなってしまっている場合、
また輸入車などで部品入手に時間を要する場合など以外で修理費用を抑えるために中古部品を使用するのであれば、
新品部品交換時の費用よりもやすくすることが前提となります。
また処分料金に関していえば、別途計上は難しいかと思います。
工場運営の経費として考えるべきかと思います。
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