Q&A 鈑金・塗装のご相談
ボデーロワバックパネルの単体塗装について
2011/12/01
Q
- 質問者
kkさん
ボデーロワバックパネルの単体塗装の場合に保険会社さんから指摘されたのが、隣接パネルとのボカシ作業が無いので加算基礎を落としてくださいということでした。
メタリックでは加算基礎2.8の所を1.5にするようにということでした。やはり加算基礎数値は落とさなければならないのでしょうか?
A
- 回答者
リペアテック
加算基礎数値は、塗装面積に関係なく発生する準備・後始末や調色作業と、メタリックや
パールカラーを塗装する場合の、ぼかし塗りに関係する作業を塗膜加算としてとりまとめたも
のです。
塗膜加算の内訳は、ソリッドでは発生しないぼかし塗りに関する作業として、マスキングの
増加分やぼかし塗り作業、ぼかしパネルの磨き作業、クリヤーを塗装することで増加する作業
などとなっています。
今回は、車種や作業範囲、作業内容などの情報がありませんので一般的な場合との前提にな
りますが、メタリックカラーで塗装した場合に、加算基礎数値をソリッドと同様の1.5とした場
合、塗膜加算に含まれているぼかし作業以外のクリヤー塗装に関する作業時間も全て除かれる
ため、ソリッドの基礎加算指数を計上することは適当ではないと考えます。
普段、状況に応じた個別の割り増しが認められるのなら、今回は譲歩するという選択もあり
かもしれません。ぼかし作業をしないのであれば作業量は減少すると考えられるからです。
しかしいつも指数のルール通りに協定しているのであれば、補修塗装指数は「年間を通じて
使用すれば、おおよそ正確(平均的)な作業時間となる」ことが前提で作られているため、譲
歩の必要はないと考えます。
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