Q&A 鈑金・塗装のご相談
新品パネルの防錆
2010/10/20
Q
- 質問者
YTさん
以前あった質問と被りますが新品パネルは十分に防錆能力が備わってるのでしょうか?
塗料メーカーに一年位前にサフの必要性を問い合わせた所純正のパネルの黒の防錆塗装は紫外線に弱い為サフを入れた方が耐久性の面で良いと言われました。
実際問題防錆に関して言えばサフを入れる意味は無いのでしょうか?
A
- 回答者
リペアテック
プラサフは本来、防錆を目的として塗装するものではなく、塗布する意味はご存じの通り「肉持ち」「耐水性」「密着性」「平滑性」などが主なものであり、防錆のためというよりも、しっかりとした塗装系を確立し、上塗りを含め全体で防錆性能を高める役目をしています。小石が当たったときに塗膜がはがれて、そこから錆が発生する場合がありますが、塗膜が厚いほど、この危険性は減るわけです。
防錆塗装が紫外線に弱いというお話ですが、パネルの保管状態や肌の状態にもよります。防錆塗料に限ったことではなく、塗料は全て紫外線には弱いので(樹脂や顔料を劣化させます)、パネルの状態を判断しプラサフを入れるのは無意味なことではありません。
新品パネルに施されているプライマー塗装は鋼板に対する防錆能力を発揮しており、修理書で指示がある箇所以外は問題がないという見解が一般的です。
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