Q&A　鈑金・塗装のご相談

回答者
リペアテック

フロントフェンダーが後退することで発生するかじりキズの修復ですが、ぼかし塗装で傷が隠れる（現状復旧する）のなら、塗装指数を計上するのは難しいでしょう。

塗装指数を計上の可否については、下処理（ポリパテ）の必要が有るかということが、一つの基準となります。キズの修復にポリパテなどによる修復作業が必要であれば、別途指数の計上が必要となります。
ただし、その際に補修1/3（下処理面積1/9）の指数を計上できるかについては、キズの大きさや位置によって判断が異なります。

指数テーブルマニュアルによると、1/3以下の大きさの損傷は、全て1/3でとなっていますが、あまりにも小さい傷の場合には、上塗り分の作業はフェンダーのぼかし塗装の範囲内で済む場合もあり、実際の補修作業状況に合わせて適宜減算する等の処理も必要かもしれません。