Q&A　鈑金・塗装のご相談

回答者
リペアテック

タイヤの処理代金ですが、カー用品店などではタイヤ交換時に別途請求しているケースを見かけます。車体修理でもカーオーナーが修理料金を支払う場合は、カー用品店と同様に処理代を別途請求することは可能です。
自動車保険を使った修理の場合、保険会社は廃棄タイヤは他の交換部品同様に産業廃棄物でありレーバーレート（工場運営費）に含まれるという考え方が一般的です。
以前、産業廃棄物処理費用上昇分としてレーバーレートに10円上乗せを実施した保険会社もありました。
ただ、レーバーレート10円程度の上乗せでは、昨今の産業廃棄物処理費の高騰をカバーできる金額ではないのも事実です。
このため一部の車体修理工場では、交換した廃棄部品の保有権は保険会社にあり、車体修理工場は廃棄物処理を代行しているという考えを基に、工場で発生する産業廃棄物の詳細を記録し、その結果から保険修理で発生する交換部品の廃棄代金の単価を割出し、保険会社へ請求しているケースもあります。