Q&A 鈑金・塗装のご相談
塗装ブースの定期自主点検が必要になったと聞きましたが
2009/09/20
Q
- 質問者
タカヤマ板金さん
塗装ブースの定期自主点検が必要になったと聞きました。詳しい内容を教えてください。
A
- 回答者
リペアテック
2008年3月から1年以内ごとに1回、定期検査が義務付けられていて、厚生労働省が示している定期自主検査指針に沿って実施します。 労働安全衛生法第45条(労働安全衛生法施行令第15条第1項第9号)に基づき、プッシュプル型換気装置(本格塗装ブース)の自主検査が2008年3月から義務化されており、事業者は1年に1回以上ブースの点検を行ない、その記録を3年以上保管しておかなくてはならない。 点検は厚生労働省から出されている「プッシュプル型換気装置の定期自主検査指針」に沿って行います。
自社で検査するには、中央労働災害防止協会が定期的に開いている定期自主点検士の研修を受け、スモークテスター、ピトー管、マノメーター、回転計など検査に必要な計器類を買い揃える必要がある。計器類のなかには高価なものもあり、時間や経済的な負担を考えるとあまり現実的ではない。塗装ブースメーカーや、定期自主点検の代行業者があるので相談するといいでしょう。
なお、自主検査を怠った場合は、労働安全衛生法第120条に基づいて50万円以下の罰金に処せられる場合があるので注意が必要です。
関連リンク プッシュプル型換気装置の定期自主検査指針(PDF)
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