Q&A 鈑金・塗装のご相談
下塗りが必要な塗装色の塗装代について
2019/04/15
Q
- 質問者
KKさん
ダイハツのカラーR71など違う色での下塗りが必要な塗装色の場合、見積もりではどのように計上すれば良いでしょうか?
A
- 回答者
プロトリオス
塗装見積りにおいて下塗りを必要とする塗色に関し、外板パネル対してのみ「低隠ぺい性塗色割増」を適用する必要があり、数値としては下記の通りです。
溶剤系塗料
取替パネルでは ルーフ 0.50 ルーフ以外 0.20
修正パネルでは ルーフ 0.30 ルーフ以外 0.20
これらを塗装パネルごとに加算し、この他に加算基礎数値に 0.30を一回だけ加算します。
水性塗料
取替パネルでは ルーフ 0.70 ルーフ以外 0.40
修正パネルでは ルーフ 0.60 ルーフ以外 0.30
これらを塗装パネルごとに加算し、この他に加算基礎数値に 0.30を一回だけ加算します。
この場合の名目は単に「下色割増」でもよいでしょう。
なお、低隠ぺい性塗色に関して、以前は株式会社自研センター様より、低隠ぺい性塗色の一覧が開示されておりましたが、現在は廃止となっております。詳細に関しては、ご使用塗料のメーカー様へお問合せいただく事をお勧めします。
今回例として挙げられたR71(トニコオレンジメタリック)は、web上で検索してみても特に注意するような事例は見つかりませんが、色によっては下塗りにも調色が必要なものもあるようですので、合わせてメーカー様にお問合せされる事が得策でしょう。
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