Q&A 鈑金・塗装のご相談
エンジン脱着指数・整備工数(違い)
2015/05/02
Q
- 質問者
RSWさん
ご質問いたします。
例として簡単な軽自動車を例えます。
車種ワゴンR2WD
指数 エンジン脱着 3.9
整備工数 エンジン脱着 6.2(ファイネス参考)
指数にはフロントバンパーやヘットランプラジエタークーラーコンデンサマニホールドなど付属品脱着別となります。
整備工数は脱着に必要なすべての作業となります。
エンジン脱着はほとんどの場合フロントバンパーやヘットランプラジエタークーラーコンデンサなどの脱着はしなくても出来ます。
そう考えると同じ作業をするのにこの差はなぜでしょうか?
現場実務を考えるとファイネスに妥当性を感じるのですがどうしてでしょうか?
A
- 回答者
プロトリオス
自研センターが発表している「指数」は事故車修理を前提としています。
一方、日整連の「自動車整備標準作業点数表」は、車検などの法定点検や経年劣化等による故障の修理を前提に作成された数値です。
それぞれの数値は使用する目的や前提が異なる事をご理解ください。
また、ご質問には
『エンジン脱着はほとんどの場合フロントバンパーやヘットランプ、ラジエター、クーラーコンデンサなどの脱着はしなくても出来ます』
とありますが、確かに作業そのもの可否で考えれば、脱着することなく作業できる車両も多くあります。
しかし、エンジン脱着を必要とする損傷を受けた事故車が、フロントバンパ、ヘッドランプ、ラジエータ、クーラコンデンサ等の前周り部品の損傷がないことは大変稀であると考えられます。
また、『現場実務を考えるとファイネスに妥当性を感じる』とのことですが、前述した通り、目的や前提が異なる指数と点数表についてどちらに妥当性があるかについて弊社からはお答えいたしかねます、ご了承ください。
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