Q&A 鈑金・塗装のご相談
加算基礎数値について
2012/09/27
Q
- 質問者
島田さん
指数の考え方ではボカシパネルの付属品はマスキング対応で、その工賃は加算基礎に含むとありますが、この考え方はいつ頃から採用されているのでしょうか?またなぜこのような考え方になっているのでしょうか?(根拠がわかりませんでした)
付属品やライトを外す場合は加算基礎数値より適宜減算するなどの対応が必要との事ですがどれ位を考えているのですか?
A
- 回答者
プロトリオス
ご質問にありますように、指数の運用ルール上、ボカシパネルの付属品はマスキングでの対応が前提となっています。(指数テーブルマニュアル内Q&Aに記載あり)
その工数は加算基礎数値に含まれますが、基本的な考え方として可能な限り最も経済的な作業方法を選択することが前提となっています。このため、マスキングで対処できるものはマスキングで作業することになります。
また、付属品やランプ類を脱着する場合の加算基礎数値からマスキング作業時間分の減算については、自研センターから加算基礎数値の内訳が公表されていないため、具体的な数値はお答えしかねます。
ボカシ塗装時の付属品脱着作業に関しては、弊社が発行する「全国見積り事情」においてその件に関するアンケート集計におきまして、
「ボカシ塗装対象パネルのアウターハンドル脱着作業(仕上がり品質確保のため)」
計上しますか?
という問いに対し、全国の81%の工場が
『別途計上している・したことがある』
と回答されています。
さらに74%の工場から
『(実際に)支払われる』
と回答を得ることができました。
たしかに指数の運用ルールにおいては、マスキングが前提とされてはいますが当然、構造上マスキングでは対応できないものもあり、これら回答結果をふまえると、ほとんどの工場が支払われると認識されているかと思います。
ただし付属品やランプ類を脱着すれば、マスキングの工数や塗り作業の時間が短縮されるため、その分の工数を実作業をもとに減算したり計上方法を工夫する必要があります。
ログインして コメントを書き込む
投稿する