Q&A 鈑金・塗装のご相談
隣接パネルのぼかしについて
2009/11/24
Q
- 質問者
BS OBJさん
隣接パネルのぼかしについてですが、基礎加算数値に含まれているのは認識しておりますが、どう考えても指数の範囲での工数で作業が難しいと思います。隣接パネルに1センチキズがある場合は塗装パネルと認められますが、作業内容、材料の使用料はほぼ変わらないと思いますが?また隣接パネル分の材料代の加算計上は可能でしょうか?
A
- 回答者
リペアテック
御存知のように、加算基礎数値には車両の搬入や工具の準備といった「準備作業」と、色合わせに必要な全ての作業を含んだ「調色作業」、マスキングの増加分やぼかし塗り作業を含んだ「塗膜加算」が基本要素として含まれており、指数テーブルの運用上のルールではぼかし作業を別途計上できません。
加算基礎数値の「調色作業」の作業時間は約1時間を想定(※メタリック・2コートパールの場合)しており、指数の考え方としては、調色作業の精度を高めて極力ぼかしの幅を少なくするという方向で設定されているようです。
また1センチでも傷が有る場合は、修正塗装指数では、ポリパテの仕上げ作業といった下処理が含まれており、ぼかし塗装の指数(作業時間)との単純な比較はできません。
隣接パネルへのぼかし塗装の材料費に関しても、現在の材料費に考え方では材料費は工賃に対して発生しますので、加算基礎数値に含まれている現状では、別途計上することはできません。ただし、材料費はあくまでも参考値ですので、実料金とかけ離れる場合は材料費の詳細などを付けて変更することが可能です。
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