Q&A 鈑金・塗装のご相談
隣接パネルぼかし
2016/10/12
Q
- 質問者
冨澤さん
お世話になります。隣接パネルのぼかしに関して質問です。仮にボンネットを塗装したとします。その際、左右フェンダをぼかし塗装をします。そもそも一般的に、ぼかし塗装とは、フェンダのどの範囲までの色付け、又どの範囲までのクリア塗装をすればよいのですか?保険案件で加算基礎数値に含む場合です。宜しくお願い致します。
A
- 回答者
プロトリオス
ご質問頂いた、ボンネットを塗装した際の隣接パネルのボカシについてお答えします。塗色がソリッド以外であれば、ご指摘の通り左右のフロントフェンダをボカシ塗装します。
左右のフロントフェンダのボカシ範囲についてですが、ボカシパネルのクリヤーはブロック塗装します。
一方、ボカシパネルのカラーベースをどの範囲まで塗装するのかについて指数を作成している自研センターでも明確な基準を示していないのが実情です。
理由は塗色やボデーの形状、調色、傷の位置に影響されるためです。
ご質問の例に照らし合わせると、ボンネットを塗装した場合、フロントフェンダのボカシ範囲はボンネットと同じ水平面まで行うのが一般的です。
ところが、4ドア車のフロントドアを一部損傷し、リヤドアとの境目に近いところだった場合はどうでしょうか。
もしかすると傷が小さい場合はフロントフェンダまでボカシ塗装をしないで作業できる場合もあります。
以上のことから、加算基礎数値のボカシの範囲について明確な決まりはありません。ただし、隣接するボカシパネルの枚数は3枚までを想定して設定されています。これはクォータパネルを取替した場合、リヤドア、トランクパネル、ボデーロワバックパネルの3枚をボカシ塗装する必要があることからも分かります。
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