Q&A 

    飛び石キズの修理、塗装について

    • #塗装
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    2012/10/13

    Q

    質問者
    島田さん

    アウダ指数は事故に対応しているので飛び石やイタズラ傷の場合基本的には適応外だと言われたことがありますが、どのようなやり方でアジャスターと協定すればいいですか?認定された数はフードが全面にわたり67個とバンパーも全面に40個程ありますが、ポリパテ程度のキズは塗装に含むから修理費は別途計上できないと言われました。それは事故修理の時の考え方では無いでしょうか?
    剥離等はせず、全てパテ修理をして、フード、バンパともにサフェで全て包みました。パネル修理1/1塗装は下処理面積1/3とありますが、下処理面積とはサフェの面積ですか?ポリパテの面積ですか?ポリパテの面積だと1つの傷に対して1円玉位の処理なので、67個でも下処理面積は1/9以下になってしまいます。アウダを応用するやり方等あれば教えてください。
    車両は低隠蔽の赤2コートソリッドです

    A

    回答者
    プロトリオス

    ご質問の文中にある「アウダ指数」は、自研センターの発表する「指数(標準作業時間)」のことを指していると思いますので、それを前提に回答させて頂きます。

    指数は事故車の復元修理作業を前提としているため、飛び石のみでの損傷の場合は、ご質問にある様に指数を適用する事は難しいと思われます。傷はポリパテ程度で補修できるそうですが、補修塗装指数での仕上がりレベルはポリパテ1回でサフが吹き付けできる程度の物を指します。また、塗膜は剥離してパテを塗布する作業となります。このため剥離作業に関する作業時間及びポリパテによる修正作業が1回で済むレベルの損傷であるかを考慮して作業時間を設定する必要があります。
    補修塗装指数の修正パネルの面積判定は、ポリパテの塗布面積で判断します。ただし、指数テーブルマニュアル(2012年10月版 P.168)の補修塗装指数Q&Aには次のような記述があります。

    Q16 下処理面積がパネル面積の1/9ですが、パネル全面(1/1)をブロック塗装する場合はどうなるのですか?

    A 基本的には1/3塗装を選択して下さい。ただし、傷の位置やパネルの形状によってはパネル全面をブロック塗装することがありますので、このような場合は適宜工数により算定して下さい。

    以上のことから、ご質問の内容のみでパネルの損傷範囲は分かりかねますが、飛び石の傷がパネル全面に及んでいるなどであれば、パテの塗布面積に関わらずブロック塗装になる可能性もあります。ただし、これはポリパテの面積が1/2、1/3程度でもブロック塗装する作業がありうるということを記しているのみで、修正1/1を計上できると認定しているものではありません。工数は適宜実作業より計上して頂くことになります。

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