Q&A 鈑金・塗装のご相談
ボカシ際の黒ずみ
2010/03/22
Q
- 質問者
ATさん
シルバーMのボカシ塗装でボカシ際の黒ずみが発生するのは周知のことですが以前(10年前)と比べて黒ずみの度合いが酷くなっていますがなぜですか?
また、解消方法はありますか?
A
- 回答者
リペアテック
塗料メーカーに問い合わせましたところ、確かに10年くらい前と比べて、黒ずみの度合いがひどくなっていると感じているようです。これは近年使用されているメタリック顔料が、特に正反射が明るく、スカシが暗いという方向性が強いものになってきているためらしいです。また、新車の膜厚が薄くなってきているので、これまで以上に補修塗膜との差が大きくでてくるのではとの声もありました。
ボカシ際の黒ずみは、おもに塗装際のミストが充分になじんでいない状態といえるので、ウエット状態にするためにアンダークリヤーやボカシ剤の塗布、少し遅めのシンナーを使う、色決めよりもエア圧を落として塗装する方法などが、一般的に防止策として挙げられています。しかし、こうしたメタリック顔料に起因するものになると、場合によってはメタリックの種類を変えるのも改善策の一つとなるとのことです。
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