Q&A 鈑金・塗装のご相談
フロントバンパー補修塗装時の組替について。
2013/11/21
Q
- 質問者
magiocさん
フロントバンパー補修塗装時に、バンパーを脱着し付属品(フォグランプ、ロアグリル)などを分解後 塗装をしたときなど、パンバー脱着としか見積もりには計上できないのでしょうか?新品交換なら付属品の脱着も含まれた指数には成っていると思うのですが。
A
- 回答者
プロトリオス
「フロントバンパー補修塗装時に、バンパーを脱着し・・・」とご質問されていますので、樹脂バンパを単体で塗装した場合と仮定し回答いたします。
樹脂バンパ補修塗装指数をバンパ単体塗りに用いる場合、付属品のマスキング作業も含まれています。よって指数の運用ルール上、バンパ脱着分は計上できますが、バンパ本体から付属品を脱着する分を計上するのであれば、そのマスキング作業分を減算しなくてはならないことになります。
ただ、樹脂バンパ補修塗装指数はボデー(外板パネル)との同時作業が前提となっています。単体での塗装作業に関して、自研センターが指数を定めている訳ではありませんので、逆に言えば柔軟な対応も可能かと思います。
たとえば、弊社発行の「全国見積り事情」において『バンパー修理作業に伴う部品類等の脱着・取替作業(ランプ、グリル他)』についてアンケートによると、全体の71%の方が計上し、62%の方が支払われると結果を得ています。
バンパ取替の指数は付属品等をすべて分解して、またすべてを組付けるという作業となるため、その(取替の)数値をそのまま計上しても認められるか否かは分かりかねます。ただ取替の数値より適宜減算したり、脱着と取替の中間の数値を計上するなどして交渉してみるのはいかがでしょうか。
また、車種別の指数テーブルをよく確認し、「取外し状態」などといった脱着に含まれない指数を見落とさないことにも気をつけていただければと思います。
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