Q&A 

    クォーターパネル交換時の鈑金・塗装の区分けについて

    • #鈑金
    • #塗装

    2011/03/08

    Q

    質問者
    REALさん

    弊社では、元請けの業者がパネル交換作業を行った後の塗装の仕事をすることが時折あります。新品パネル(溶接パネル)には「溶接部の下処理作業を含む」と表記されていますが、溶接部(カット部分)のパテ修正は鈑金・塗装で区分けした場合、やはり塗装の区分けになるのでしょうか?
    GH系のインプレッサを例に挙げますと、クォーターパネル交換時の塗装指数は1枚で2.8ですが、この車種ではカットする箇所がクォーターガラス前後のパネル(ピラー)になると思うのですがこの2ヶ所ともリヤドアやバックドアを開けた時の段差は当然パテ修正しなければなりませんが、この作業も考慮しますと、この車種のリヤドア新品パネルでの塗装指数は1枚で2.1ですので単純に計算して0.7でこの2ヶ所の段差の処理をしなければならないのでしょうか?
    この車種のクォーターパネル交換はバックパネル側とサイドシル側は挟み込みのスポット溶接固定なのでまだ良いのですが、車種によってはサイドシル部分と繋がっていてタイヤハウスのアーチ部分でカットしなければならない車種ももちろんあり、更にパテ修正が必要になってきます。
    塗装単体の作業をしている以上、やはり2.8以上の請求をする事は一般的には出来ないのでしょうか?是非ご意見をお聞かせ頂けないでしょうか。よろしくお願い致します。

    A

    回答者
    リペアテック

    補修塗装指数の「取替パネル(新品パネル)」における作業範囲は、外板パネルの場合、その取付方法によって変わります。

    フード、ドア、トランクリッド等、ボルトでの取替部品においてはサフェーサーを塗布する箇所からとなります。
    しかしクォータパネル等の溶接系部品の場合、補修塗装指数の範囲は鈑金作業終了後に行う下処理も含まれます。

    鈑金作業終了後どの程度の仕上がり状態なのか、どの程度の(パテ)作業を必要とするのか、質問文からは分かりかねますが、指数値の中に含まれているとお考えください。
    また数値内には、表面、裏面、隠れた部位すべてを含みます。

    ただ、脱着取替指数における溶接パネルの作業範囲には、切り継ぎ部の防錆、ナゲット研磨および修正までを含みます。

    それら作業が行われていない状態であれば、補修塗装指数以外での計上も考慮されてもよいかと思います。

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