Q&A 鈑金・塗装のご相談
入庫後、すぐに確かめておいたほうがいいアライメントチェックのポイントって?
2009/09/20
Q
- 質問者
ヤマダボディーショップさん
入庫後はホイールアライメントを確認しておいた方がいいと聞いたことがあります。その時のポイントはありますか?
A
- 回答者
リペアテック
内板骨格が変形したり、足まわり関連部品の交換をともなう修理を行なう場合は、完成検査時にホイールアライメントの確認・調整をする必要があります。しかし、外板やロッカーパネル(サイドシル)などが凹んだ程度の車両では、アライメントの確認は行なわないのが一般的です。
けれども納車後、「板金修理に出した頃から、ハンドルの調子が変わった」といった声が時折聞かれるようです。こういったクレームを避けるために、軽い損傷車を修理する場合でも、外板の傷や凹みのチェック等とともに入庫車のアライメントの状態を確認しておくことが望まれます。
とはいえ、ボデー修正の予定がない車両のアライメント測定は面倒なものです。そこで、こういった車両の場合は、わざわざテスターで数値を測定するまでもなく、タイヤの摩耗から入庫時のアライメントの異常をある程度把握することが可能です。
タイヤの片減りをチェックし、試乗が可能なら、偏向(ハンドル直進状態でまっすぐ走らない、ハンドルが取られる)状態の有無を確認、チェックしておけば、よりクレームの可能性は低くなるはずです。
「板金のはてな ドクター99」より抜粋しました
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