JOURNAL 

システムユーザーレポート vol.32 カーファクトリーKOTETU(ラクロスⅢ)

自社のサービスに合わせた見積りシステムを構築できるソフト

  • #ユーザーレポート

2026/04/06

カーファクトリーKOTETU

社長=平岡純一郎 所在地=大阪府大東市新田旭町5-28

使用ソフト=ラクロスⅢ

https://www.carfactorykotetu.com/

柔軟性の高い鈑金塗装工場を目指す

2022年1月1日にカーファクトリーKOTETUを創業した平岡純一郎社長。現在スタッフは平岡社長だけだが、車検・一般整備、鈑金塗装修理などの入庫を効率良く処理。その高い仕上がりと納期の早さが口コミで広がり、周辺地域を中心に見積りや修理依頼の問い合わせが多く寄せられている。

もともとバイクや車が好きだった平岡社長。高校を卒業すると、レース仕様のバイク整備が学べる専門学校へ入学した。しかし、卒業後に就職したバイク店で働いていた際に「違う」と感じ、23歳から自動車補修の世界へ塗装技術者として足を踏み入れる。その後、老舗鈑金塗装工場やカスタムカーを扱う複数の工場で15年以上修業し、鈑金技術も磨いてきた。

同社創業とともに独立。現在入庫は約8割が直需であるため、顧客の予算や納期に応じてリサイクルパーツなどを活用しながら、低予算でも顧客が満足できるサービスを提供できるよう心掛ける。また、カスタムショップでの経験を活かして新車カスタムやエアロパーツの加工、取り付けにも対応している。「車を預ける側のカーオーナーは補修に関して何をしているか分からないことが多い。そのため不安にもなりやすい。誤解が生じないように見積り時に作業内容はていねいに説明し、納得してもらってから作業をスタートする」。

平岡純一郎社長

データ管理しやすい機能性の高さが決め手

見積りシステムは他社製品を使用していたが、IT導入補助金を使ってラクロスⅢに切り替え、8月上旬に導入した。その理由として「鈑金と整備システムを導入することで、顧客管理や合計請求書の発行を部門ごとではなく一緒に管理できる機能性の高さが良かった」とした上で、「でも一番の理由は担当営業の人柄」と笑顔で答えてくれた。

まだ使い始めて間もないが、操作方法などが分からない場合や疑問が生じた時は、担当営業による訪問や遠隔操作などによるサポート体制がしっかりしていて、安心して使用できると言う。

加えて整備と鈑金ソフトの連動もスムーズで、参考指数データなども数多く掲載されているため見積り時に参考にしやすいことも長所として挙げた。

塗装ブースの床面は平岡社長自らコンクリートでならして整えた

時代に合わせた設備、工場資格を整える

これまでは入庫から洗車、納車まで一人で集中して作業をしていたが、今後は人を増やして法人化を目指す。また、現在エイミング作業は外注しているものの、これから電子制御装置の付いた車種が増加するため、早期に特定整備認証を取得する意向である。9月上旬には塗装ブースを新設し、塗装環境を整えた。これからも最新車体整備に対応すべく進化を続ける。

見積り風景

※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2024年11月号に掲載の記事を元にしています。

※掲載内容は、取材当時のものです。

自動車整備業鈑金統合システム RacroS3(ラクロス3)
自動車整備業鈑金統合システム RacroS3(ラクロス3)



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