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MAHLE TechPRO Digital ADAS2.0 エイミング作業レポートが保険会社との料金交渉で大きな武器に

作業完了後に発行される詳細なレポートが説得材料として機能

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2026/04/23

ガラス事業者が語る最新機材が単価アップと保険交渉の武器になる理由

 鈑金業界の皆様も日々直面している「特定整備」と「エイミング」への対応を、ディーラーや外注業者に任せきりにしていないでしょうか? 今回は、いち早く最新のデジタルADAS機器を導入し、エイミングを自社の強力な収益源へと育て上げた有限会社ワールドオートグラス(茨城県水戸市)の山内孝夫社長の事例をご紹介します。


 同社の取り組みは、設備投資をいかに単価アップや保険会社との交渉力強化につなげるかという点で、板金・整備業界にとっても大いに参考になるはずです。


有限会社ワールドオートグラス

本社:山内孝夫    所在地:茨城県水戸市小吹町2861-2

電話:029-291-8581 URL:https://w-a-g8678.com/


機器の見栄えが顧客の信頼性ひいては適正料金へとつながる

 この考え方の根底には、「技術を安売りしてはいけない」という同社の一貫した経営哲学があります。過去にも、高価な全自動ガラスリペア機を導入し、顧客から「すごそう」と納得して適正価格を支払ってもらえたという成功体験がありました。


 結果として、今回もMAHLE製品の導入後、ガラス交換に加えて1台あたり1万5,000円〜3万円のエイミング料金を上乗せすることに成功。多い月には10台以上のエイミング作業が入り、売り上げは着実に増加しました。今では、ディーラーでも対応が難しい「大型トラックのエイミング」まで取り込むべく、専用スペースを設けた新工場の建設にも踏み切っています。

導入したMAHLE TechPRO Digital ADAS2.0

エイミング内製化の説得力は機器の見栄え

 特定整備制度の本格スタートが近づいた当時(2024年4月)、山内社長も当初は「エイミングはやらずに、ディーラーがやればいい」と考えていたそうです。しかし、法改正の期日が迫るにつれ、「絶対にディーラーでは(あれだけの需要を)さばききれなくなる」と状況を冷静に見極め、自社での対応を決断しました。


 複数メーカーの機材を比較検討した結果、同社が「MAHLE TechPRO Digital ADAS2.0」を選んだ最大の理由は、作業の速さでも価格でもなく、なんと「見栄え」でした。アナログ機器と並べた際、デジタル制御のモニター表示があることで、顧客に対して「ディーラーより正確に作業を行っている」という説得力を持たせることができるからです。

作業の信頼性の高さが保険会社との料金交渉にも活きた

 保険会社とのアジャスター交渉でも「機材の見栄え」が効く板金業界でも悩みの種である保険会社との協定や料金交渉。ここでも最新のデジタル機器は意外な効果を発揮しています。 保険会社から「指数計算よりも高いのでは?」と指摘された際、山内社長は「うちはデジタルの高精度な機器を導入し、それだけの設備投資をして正確にやっているから」と写真付きで説明します。


 これにより、ほとんどのケースで提示した金額が認められるそうです。さらに、作業完了後に発行されるデジタルの「診断レポート」を記録簿と一緒に提出することで、「間違いなく作業を行った証拠」としての説得力が格段に増すと言います。

浮き彫りになった課題と人材活用による創意工夫

 もちろん、メリットばかりではありません。現場のリアルな声として、Wi-FiやBluetoothなど無線接続の不安定さによる通信トラブルが挙げられています。特に導入初期は慣れるまで苦労がありました。


 また、カーメーカーごとの難易度の違いも直面する壁です。BMWやベンツは数分で完了する一方で、一部の車種では走行エイミングの処理が終わらず長時間走り続けるケースがあったり、それらの車特有の複雑なシステム表示に戸惑うこともあると言います。顧客の車で公道を走る「走行エイミング」における事故リスクと、それをカバーする保険の空白地帯といった業界全体の課題も見えてきています。


 こうした課題に対応するため、同社では若手従業員に機材を積極的に使わせています。タブレット操作に慣れた若い世代に「なるべく自分で考えて経験を積ませる」ことで、今では立派な戦力として現場を回しています。

他社がやらない「エイミング特化部門」への挑戦

 高齢化や設備投資への躊躇から廃業を選ぶ事業者が増える中、山内社長は「人がやらないとこに進んでいかないとお金にならない」と語ります。今後の目標は、ガラス交換とは完全に独立した「エイミング特化部門」の設立です。


 「他社が敬遠する作業を、ちゃんとした道具を使い、正しく説明し、適正な価格で引き受ける」。同社のこの姿勢は、変化の激しい自動車アフターマーケットを生き抜くためのヒントに溢れています。


 鈑金工場の皆様も、エイミングを単なる「面倒な付帯作業」ではなく「新たな高付加価値ビジネス」として捉え直してみてはいかがでしょうか。ワールドオートグラス様、ありがとうございました。


明治産業株式会社

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