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システムユーザーレポート vol.27 エムツー(ラクロスⅡ)
見積り作成だけではなく、幅広いサービスの顧客管理を支える
2026/03/23
多様なサービスを展開
1996年に自動車販売店として五十嵐勝社長が創業し、現在では、車販だけでなく鈑金塗装や一般整備も主軸にするエムツー。その他、スポーツカーに貼るカッティングシールの製作・施工をしていたこともあり、そのノウハウを活かして屋外広告の看板も製作する。また北海道という土地柄、積雪に見舞われることも多い。そのため、降雪時期には商業施設やマンション入り口の除雪作業を請け負い、雪の降らない夏場には、約20台保有する代車を活用した運転代行サービスも展開するなど幅広い業容を持つ同社。
五十嵐勝社長
メインの自動車整備業では、同社を中心とした周辺地域の顧客が多い。その高い仕上がり品質とていねいなサービス応対から口コミでの集客効果により堅実に増加している。現場スタッフは熟練技術者を含めた4人が在籍し、入庫に対応する。若手技術者に対しては、鈑金・塗装といった作業ごとに分けた技術教育はせず、入庫から納車まで一貫して対応できるマルチプレーヤーを目標に技術の伝承を行っている。「スタッフに欠員が出た場合でも対応できるよう、一連の自動車整備作業の流れを俯瞰して把握し、動ける人材を目標にしている」。
熟練技術者が在籍しており、HVの整備もお手のもの
営業担当者が決め手
見積りには長年他社システムを使用していた。しかし、自動車整備以外の業容も多い同社では、修理見積り以外で作成する伝票も少なくない。加えて、取引先の顧客数も同規模の工場と比較すると多いと言う。そのため、これらの伝票作成機能と顧客情報を一元管理できるソフトを探していた。
そんな時にラクロスⅡに出会った。「一番の決め手は、これまで蓄積してきた顧客情報の移行がスムーズにできたこと。また営業担当者がラクロスⅡのできること、できないことを正確に把握していたため、他社比較はせずに即決した」。
近年では「修理依頼者が、スマートフォンで撮影した動画や写真を当社に送ってくるケースが多い」。従来であれば、損傷車を実際に確認する時間が手間となっていたが、今は簡易的な見積りであれば、撮影時の注意点を電話などで修理依頼者に連絡し比較的容易に作成できる。SNSツールを通じて見積り依頼を円滑に進めているが、今後は顧客からの問い合わせに対し、効率的にフロント対応ができるようCTIシステムを導入する予定である。自社の顧客情報と連携し、過去の見積りや車両情報を参照することで、より顧客満足度の向上につなげ、自社のブランドイメージ強化を狙う。
見積りを作成する際、同ソフトの操作性や担当営業のフォローについて「指数に関しても豊富な参考資料があるため、安心して使用できる。操作時に不明な点があったとしても遠隔でサポートしてくれるのは助かる」と評価した。これからも「車の困り事をなんでも解決できる」会社として、さらに業容を拡大していく。
見積り風景
※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2024年6月号に掲載の記事を元にしています。
※掲載内容は、取材当時のものです。

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