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システムユーザーレポート vol.28 BIG CANYON(ラクロスⅡ)
アナログながら見積り作成時の高いカスタム性能が魅力
2026/03/23
顧客満足度を高める
2011年にB.C. AUTO BASEとして大谷健太社長が創業した同社。現在のBIG CANYONに法人化した後は創業名を屋号として残し、近隣地域を中心とした顧客のカーライフを支えている。
業容は中古車販売を軸とし、車検・一般整備やボデーコーティング、鈑金塗装、カスタムなどの幅広いサービスを展開。顧客のあらゆる要望に「任せてください」と応えられるメニューをラインアップしている。現場スタッフには、自動車検査員や2級自動車整備士などの国家資格を有する熟練技術者が在籍しており、計4人で年間900台以上の車検整備などを処理している。
大谷健太社長(右端)とスタッフ
同社に修理や検査を依頼する顧客には、自車を購入したディーラー店舗での対応に不信感を覚えた人も少なくないと言う。そのため、入庫前などの修理説明では特にていねいで分かりやすい対応を心掛ける。「ディーラーと比較して劣っているというイメージを持たれがちだからこそ、予想の上をいく質の高いサービスを提供したい」。
事務所の商談兼待合いスペースのデザインにも意匠を凝らしている。カーオーナーが持つ“車屋”への先入観を払拭するべく、落ちついた洒落た空間を演出した。また「たとえ修理する技術が高くとも、倉庫や社内が汚いと車を預けたり、買いたいという気持ちにならない」との考えから、設備や工場内は特に清掃と整理整頓を徹底する。
事務所内待合いスペース
創業時から導入
車販が主業の同社だが、鈑金塗装の入庫も年間50台ほどあり、入庫状況や損傷状態に応じて外注することもある。しかし保険修理での協定の際、他社が作成した見積りではなかなか納得のいくものにはならなかったと言う。ラクロスⅡを導入したのは、車販対応の顧客管理ができる以外にも、そういった外注時の鈑金塗装作業について見積りを自社で作成するため、鈑金見積り機能が欲しかったことも大きな理由だった。
また同ソフトの操作についても、「自動車整備士が現場で修理する際の思考に近い」と話し、「故障の原因を車の構造に基づいてたどっていくのと同じ考え方で、見積りの計上項目をカスタムできるのは、アナログながら現場で慣れているため、直感的な使用ができる」。また、参考指数などの掲載資料や、担当営業やコールセンターの充実したサポート体制も高く評価した。一方、改良してほしい点として、原価管理を可能にすることや、輸入及び国産車によっては少ない部品の掲載点数を増やすことなどを挙げた。
現在同ソフトで活用している顧客管理データには、入庫時の修理記録だけでなく、ブレーキパッドの減りなどといったその車がどのような状態で入庫してきたかを詳細にメモしている。「顧客から当社に依頼するのではなく、こちらが愛車の状態を把握することでかゆいところに手が届く提案ができるよう、より一層努めていく」。
工場正面
※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2024年7月号に掲載の記事を元にしています。
※掲載内容は、取材当時のものです。

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