JOURNAL 

システムユーザーレポート vol.23 吉田自動車工業(ラクロスⅡ)

親子4代を夢見てソフトを活用し、可能性を広げる

2026/03/23

吉田自動車工業

社長=吉田直樹 所在地=群馬県高崎市箕郷町生原362-1

使用ソフト=ラクロスⅡ

https://www.goo-net.com/pit/shop/0128910/top

親子3代で守る、地元の自動車の安全

JR高崎駅から車で20分ほど、郊外の住宅街の中に吉田自動車工業がある。創業は1974年8月。吉田直樹社長の祖父に当たる吉田幸太郎氏が整備及び鈑金塗装工場として開業した。その後、車販や保険なども取り扱うことで、地域との結びつきを強化していき、1995年からは父である吉田和雄氏が地盤を引き継ぐ形で社長に就任。

吉田直樹社長は高校卒業後、職業訓練校に入り2級整備士資格など自動車関連の資格を取得する。卒業後、実家である同社には戻らずに県内の大手中古車販売店の内製工場に就職し整備を担当した。1年ほどすると「整備だけでなく自動車工場に必要な知識を覚えたい」という思いから市内の鈑金塗装工場やカーディーラーの内製工場では鈑金塗装を。ディテーリングメーカーの内製工場などでは現場以外にもフロントでの接客や保険会社との協定など幅広い経験を積み重ねていった。

様々な企業で経験を積んだ吉田社長は2018年に同社に入社し、社長である父とともに事業を支えてきた。その翌年に事業承継を行い、社長に就任する。就任に当たり吉田社長は、「生まれたころからずっとこの場所で祖父と父が働いている姿を見てきたので、いつかやる日が来ると思っていた」と幼少期よりこの仕事に就く理解をしていたことを口にした後、整備士資格取得後も様々な企業を経験したことについて「車を修理している2人はかっこよかった。そんな2人のようにいろいろとできるようになりたいと思って様々な場所で学んできた」と理由を話す。

現在の入庫比率は車検・整備が6割、鈑金塗装が3割、その他1割となっている。顧客には祖父の代からの付き合いも多く、中には4代にわたる関係性の顧客もいるほどである。「祖父と父を信頼してくれている顧客の信頼を裏切らず、しっかりと安全な車を提供していきたい」。

吉田直樹社長

ラクロスⅡの導入で業務の可能性を広げていく

同社がラクロスⅡを導入したのは2021年。吉田社長はそれまで様々な企業で数多くの顧客管理ソフトを触ってきた。「最初こそ操作に苦労したが、慣れてくると配慮が行き届いたソフトだと感じるようになった」と話す。特にグレード検索は重宝しており、「実車のない写真見積りだとカラーコードなどの特定にも苦労するが、グレード検索を行うとその部分も解決するので時間効率は格段に上がった」。自然災害による停電でPCが故障した際に、サポートダイヤルが親身に対応してくれたことに関しても「とてもありがたかった」。

エイミング作業用の診断機

「群馬県はひょう害など自然災害が多く、その対応力をつけてビジネスチャンスにつなげたい」と目標を話す吉田社長の夢は主要道路への移転である。同社は住宅街の奥地にあるため飛び込み客はほぼいない。「本人の希望が第一だが、本心は息子にこの工場を継いでほしい。しかし、今のままでは生き残りは厳しい状況にある。いつの日か自信を持って引き渡せるようにしたい」。

「自慢がないのが自慢」と笑顔で話す吉田社長。しかし、近隣顧客の期待を裏切らずに信頼を築いてきた事実は揺るがない。親子4代で続く工場を目指すためソフトを活用し、可能性を広げていく。

ラクロスⅡを有効活用し、可能性を広げる

※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2024年2月号に掲載の記事を元にしています。

※掲載内容は、取材当時のものです。

自動車整備業鈑金統合システム RacroS3(ラクロス3)
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