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システムユーザーレポート vol.24 M-ART(ラクロスⅡ)
楽しく笑って、いつも笑顔で
2026/03/23
美容師から鈑金塗装技術者へ華麗に転身
伊勢湾に面し、松阪牛で全国に名を知られる三重県松阪市に工場を構えるM-ART。不惑の40歳を迎えた西山雅人社長は元美容師。イベント関連会社に勤めていた時期もあったが、車・バイク好きが高じて県内の鈑金塗装工場に入社。美容師から鈑金塗装技術者に華麗なる転身を遂げた。
そこで5年間、腕を磨き、27歳で鈑金塗装工場を独立開業。2020年に現在地に移転した。現在、社長を含め5人のスタッフで月間30~40台を処理する。入庫の内訳は、直需客が3~4割、モータースなどからの下請けが6~7割となっている。主な業務は事故車修理だが、車検をはじめとした一般整備や大型車の架装、レストア、バイクのカスタムなど顧客のニーズに合わせて幅広く対応している。
西山雅人社長(中央)とスタッフ
同社の社訓は、ずばり“楽しく笑って‼ ”。社訓の通りに業務をこなしてもらうため、スタッフにはある程度の自由さを許容しながら、迅速かつていねいな仕事を心掛け、顧客に安心・安全を届けている。
また4月には10歳代のスタッフが入社する予定。ここでも社訓の“楽しく笑って!!”をモットーに、「誰もが日々の業務の中で必ずいつかは壁にぶち当たる。そんな時でも、自らの力で壁を越えられるように、何事にも明るくプラス思考で考えられる人材の育成を心掛けている」。
「外部から見て、ここで働きたいと思われる工場にしたい」と話す西山社長。そのため、人材育成に励み、若いスタッフが笑顔で活き活きと働く工場を目指す。
レストア中のランドクルーザー
収録されている指数の多さがお気に入り
同社がラクロスⅡを導入したのは2020年9月。西山社長が独立前に勤めていた工場が使用していたことと、その工場に出入りしていたプロトリオスの担当営業と面識があったことが縁で、導入に至った。
システムの評価をたずねると、「収録されている指数が多いので、細かな見積りを作成する時に非常に助かっている」という答えが返ってきた。収録車種すべての作業に標準作業指数とプロトリオス独自の参考指数が設定されており、「自分で考えなくても短時間で見積書が作成できるし、操作に悩んだ時には、親切かつていねいに教えてくれる担当営業の存在も心強い」。
現在は事故車見積りの作成にしか使用していないが、将来的にはシステム専任のスタッフを育て、搭載される機能をフル活用し、顧客や車両、売り上げなどの管理体制を強化したい考え。
西山社長が理想とする誰もが働きたいと思える工場に、ラクロスⅡも微力ながら貢献できるよう、進化していくことを誓う。
大型車用の塗装ブース
※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2024年3月号に掲載の記事を元にしています。
※掲載内容は、取材当時のものです。

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