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システムユーザーレポート vol.25 TOTAL-K(ラクロスⅡ)
トータルカーメンテナンスを強みに地域密着型のサービスを
2026/03/23
直需客を中心にていねいなサービスを提供
愛媛県の県庁所在地・松山市のベッドタウンである伊予郡松前町。県下でも屈指の人口密度を誇る同町にTOTAL-Kはある。2007年に創業後、鈑金塗装を軸に整備や車検、車販、コーティングなどのサービスを展開し、カーメンテナンス全般に対応できる設備をそろえている。OBD車検に対してもFAINESを駆使し、最新の車体情報を取得できる環境を整えた。
スタッフは、川本和孝社長と5年前に入社した新進気鋭の技術者の2人で入庫に対応。小~中破の国産車を中心に月間30 ~ 40台を処理し、エイミング作業は外注している。工場内のスペースを有効活用し作業効率を上げる意図である。創業から地域に密着した迅速なサービス提供を心掛け、周辺地域を中心とした直需の入庫も多い。昔なじみの顧客を大切にするていねいな接客姿勢も同社の強みの一つである。
川本和孝社長(左)とスタッフ
川本社長自身は、カーディーラーの整備部門での勤務経験を経て、地元の自動車整備工場に転職。そこで8年間の修業期間を過ごし、鈑金塗装の技術を基礎から磨き同社の独立開業に至った。また、趣味としてサーキットでドリフト走行などをするほどの車好きでもある。現在は業務に専念しているため取り組めていないが、工場内には中古車をサーキット走行仕様に組み立てるための準備を着々と進めている。
サーキット仕様に組み上げる準備中のボデー
見積り作業にストレスが少ない
ラクロスⅡを導入したのは2023年5月。他社の見積りソフトは独立前の工場勤務時代に使っていた川本社長。事故車修理や車販などでも使用できる汎用性の高さと、その作業性に対する価格に妥当性を感じたことが導入の決め手だった。
「ソフト内の必要項目を順に入力していけば簡単に見積りを作成することができるため、ストレスフリーで作業できている」とその操作性について高く評価した。また部品の必要個数を入力しやすいのも魅力だと言う。
疑問やトラブルが生じた時の営業担当のレスポンスの早さや、電話対応の的確性については「ていねいに教えてくれるなど、充実したアフターケアにより安心して使用することができる」。
改善してほしい部分として、過去に見積りを作成した車について、同じ車種の入庫があった際に、その見積書を車種に紐付けて閲覧できる機能を追加してほしいとの要望があった。
今後は、収録車種について資料として設定されている標準作業指数や参考指数などを活用し、より短時間で見積書を作成するとともに車販を含めた顧客管理を強化していく方針である。
見積り作業風景
※本ページは、月刊ボデーショップレポート 2024年4月号に掲載の記事を元にしています。
※掲載内容は、取材当時のものです。

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